滋賀会館大ホール、いよいよ9月30日閉鎖!最後の上映12本

2008年09月07日

アッと云う間に、その終わりの日が迫って参りました。
県の威信を賭けて昭和29年にいち早く完成した日本の県民会館の先駆けである滋賀会館。

現存する日本最古の県民会館として、またミッド・センチュリーの近代建築としても再評価を願いたい滋賀会館。未来への遺産として“昭和”もカネになるとの発想を持てるヒトが議会に居なかったことは残念ですが、とにもかくにも54年に渡って営業を続けて来たこの滋賀会館の1階大ホールが、遂に今月末にて終幕となります。

RCSでは、5年前にシネマホール閉館の危機を一旦止められた時から、営業の立場でこの館で働いてきましたが、5階のシネマホールが孤軍奮闘したところで、建物の1階正面がこの寂れっぷりでは、映画は盛り上がらないと考えまして、映画館としても有名なこの大ホールの魅力ある巨大スクリーンをもっと利用してアピールして行くべきと、昨年の6月の『風と共に去りぬ』上映を皮切りに毎月の定期上映を敢行してきました。

実はこれまで映写機の老朽化から安全に映し難い状況の為に断念していたんですが、一発奮起で自腹負担による映写機持ち込みで音響面を改善させ、定期上映を行って来たのです。
有名で根強い人気の名作は好調ながら、趣味的な企画は難しくと、好不調の波はありましたが、ここまで16ヶ月、なんとか続けてきて良かったと思っています。
なにより地元のお客様は勿論のこと、この上映を切っ掛けにして初めて此所を利用された多くの方々に、滋賀会館と大ホールの魅力に賞賛と感動の声をいっぱい頂く事が出来て、とても嬉しかったのです。

確かに、もう「時既に遅し」なのだと分ってはいます。
それでも,この素晴らしい映画的興奮と劇場体験を少しでも多くの皆さんに味わって頂けるかどうか。それは未来の映画館ファンを少しでも育てて増やして行きたいRCSの願いでもあるのです。
シネコンとは違った個性で企画編成を手掛けてきた昭和の映画館も、京都みなみ会館や千里セルシーシアターなど、あと僅かばかり。残せるならなんとか残したいものです。

さてさて、この大ホール最終上映のプログラム。もっと早くに発表が出来れば、ご反響も大きく頂けましたでしょうが、もう各種新作の宣伝と興行全体の業務多数でなかなか決められず、まったく申し訳ない次第。しかし、選んだ作品は何れ劣らぬ新旧お薦め作品の連打にて、ご覧戴けるならばお願いの程、どうぞよろしくお願い致します。



 ☆☆☆☆【第1弾】9月13日(土)☆☆☆☆
《くるりDAY [京都音楽博覧会]開催記念特集・夜から昼へ再上映!》

8月の立命館大学映像学部共催による京都みなみ会館ナイト企画の好評を受け、会場を同じく立命館大学のある滋賀県に移し、デイタイムでのアンコール上映(2本立×2プロ)を実現させました。前売完売で、または高校生でオールナイトへ行けなかった皆さまに、ぜひ!


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Posted by エス at 07:42 Comments( 0 ) TrackBack( 0 )