滋賀会館10日〜四川大地震シネマエイド第1弾『胡同の理髪師』

2008年06月10日

本日、6/10日から7月末まで2ヶ月に渡って、滋賀会館シネマホールにて様々な中国映画、5作品を連続上映して行きます。

6月の復活再生5周年月間。その後半は『ノーカントリー』など英米の洋画をメインに組んでいたのですが、先月に中国・四川省で起きた地震による凄まじい被害の大災害発生を受け急遽、夏から上映を検討していた一部の作品を繰り上げて、中国映画を2ヶ月に渡って続けて上映出来る様に大急ぎでラインナップしました。
滋賀会館10日〜四川大地震シネマエイド第1弾『胡同の理髪師』

そこで、6/10日〜22日に第1弾上映となる『胡同の理髪師』など当初予定のラインナップには入っていなかった作品が急浮上した次第で、数少ない上映プリント運用の都合も有っていち早くの上映になりました。驚かせてすみませんがご了承の程。
第2弾は、6/24日〜既にラインナップに組んでいた『呉清源 極みの棋譜』。
第3弾は、何と全国公開メジャー配給にもかかわらず、滋賀でロードショーされなかったチャン・イーモウ監督の最新作『王妃の紋章』と続きます。

シネマエイド上映は、以前にも<インド洋大津波被害>の際に映画館からも募金を募るべく行いましたが、今回はそれに続く2度目の緊急シネマエイド開催です。
ロビーに設置している募金箱の他に、今回は映画鑑賞による募金活動も行いますので、皆さまの厚いお気持ちを込めてご鑑賞を頂ければ嬉しいです。

あと補足させて頂くと、この滋賀会館シネマホールのオープニング作品は、中国映画特集で『息子の告発』という東京国際映画祭グランプリに輝いた中国映画や『さらばわが愛、覇王別姫』等の上映から始まったのです。以降、『宋家の三姉妹』、『初恋の来た道』、『山の郵便配達』、そして今年の『長江哀歌』まで、数々の中国映画ヒット作でで多くの観客動員を頂いています。
経済の成長と共に色々な変化も起こりますが、そんな人生模様を合わせて、やっぱり人間の心が染みいる秀作たちを多数発表出来る映画製作の熱いパワーを持った素晴らしいスタッフたちが働く映画大国なのです。
この機会に滋賀会館シネマホールで、ぜひ中国映画の醍醐味と幅広さを体感して下さい!
滋賀会館10日〜四川大地震シネマエイド第1弾『胡同の理髪師』

ロビー受付を飾る5周年記念上映のポスターたち!
 ☆PS.『4ヶ月、3週と2日』は、
追加モーニング〜12日(木)まで朝10時上映が最終にて、お見逃し無く!



Posted by エス at 13:04