京都みなみ会館またも『黒蜥蜴』上映!京マチ子?スゴい!歌う?

2009年07月28日

本日から3日間。
7/30日(木)迄の京都みなみ会館
モーニング&レイトショーで、昭和パワーを味わってください!

<市川雷蔵映画祭2009~ウラ企画>
大映映画のスゴい世界~京マチ子の朝と夜

京都みなみ会館またも『黒蜥蜴』上映!京マチ子?スゴい!歌う?

まだ若さいっぱいの市川雷蔵が助演脇役で出演した映画『千姫』(1954年)のタイトル・ロールを演じた女優は、京マチ子。
そして、彼女の名声を一躍浮動のものとした映画が、ヴェネチア国際映画祭で見事グランプリに輝いた『羅生門』(1950年)。50年代の大映を背負って立ったナンバー1人気の女優であり、国際的にも日本を代表する女優として活躍。『地獄門』『源氏物語』『雨月物語』など代表主演作は、世界中で公開されています。

そんな日本の美を象徴した京マチ子が放つ魅力は、着物が似合う時代劇だけに留まりません。
昭和を舞台にした作品にも多数の名作があり、当時の流行を取り入れたファッション・センスも実にクール。
『偽れる盛装』から『女の勲章』などの吉村公三郎監督や、『穴』『足にさわった女』『ぼんち』などの市川崑監督など、素晴らしい作品が目白押し。
しかし今回はその中からひとつだけをセレクトと云う処でファッションにも注目して、美輪明宏版でお馴染みの『黒蜥蜴』、その踊る大映版を選びました。

なんと美輪明宏の十八番『黒蜥蜴』を、京マチ子が演じます!
明智探偵は『江戸川乱歩全集 恐怖奇形人間』と同じ大木実さん!再びの追悼上映です。
監督は、石原裕次郎主演作からたのきんトリオまで、5大映画会社を渡り歩いた日本映画を代表する職人、井上梅次。
黛敏郎音楽による「くろとか〜げっ!」の素敵なメロディが心に響きます。
京マチ子による、驚きのスーパー・ミュージカルを楽しみましょう!

京都みなみ会館またも『黒蜥蜴』上映!京マチ子?スゴい!歌う?

京マチ子主演・第3弾
『羅生門 デジタル完全版』は8月6日よりモーニングショー!
京都みなみ会館



Posted by エス at 11:50