映画館からのおすすめ！

RCS movie line-up の最終号vol.134です。
3月14日の上映で、京都みなみ会館の上映プロデュースが終了しますので、これが最終号となります。
このスタイルにしたのは1997年の春３月でしたから、ちょうど13年間。
ちなみにvol.1の表紙は英国映画『トレインスポッティング』。
渋谷での新春大ヒットから一大ブームを起こして２月に京都公開。
京都みなみ会館のロードショーでも動員記録を塗り替える大ヒットになりました。
シネコンが拡がる前の、まさにミニシアターの時代でした。

その以前から今まで、絶えず上映を重ねてきたのがゴダール作品。
京都駅前のルネサンスホール上映時代から、『勝手にしやがれ』＆『気狂いピエロ』が基本メニューだったＲＣＳ。
おすすめの傑作『はなればなれに』は、未公開のまま観たくても観られなかったお宝中のお宝映画でした。
2001年３月に待望の京都公開を実現して、それから殆ど毎年上映を重ねてきた、まさにＲＣＳの心の映画です。
翌年には60年代最後の劇映画パワーを濃縮させた『ウイークエンド』も33年振りで初のリバイバルとなり、代表作の上映はほぼ実現しました。
今回はそんな60年代最強の２作品ですが、時代を超越する映画の快感とソコジカラを感じてもらえたら幸いです。