『崖の上のポニョ』と同時公開『チェブラーシカ』で癒し効果抜群
『チェブラーシカ』の初日、7/19日は、同じスタジオジブリが制作する宮崎駿監督の最新作『崖の上のポニョ』が初日を迎え、日本映画としては恐らく史上最多の全国481スクリーンで上映が始まりました。
前作『ハウルの動く城』は448スクリーンで封切られましたから、この4年間で全国のシネコン・サイトが東宝系列よりだけで30サイト以上・約300スクリーンがオープンしているという凄い状態も手に取る様に分りますね。
報道速報では「ポニョ」のオープニングの成績が、興行史上最高記録の『千と千尋の神隠し』対比83%で期待通りメガ・ヒットのダッシュ!と発表されました。
(ちなみに過去の宮崎ジプリ大作はこんな感じで、興行史上の記録作ばかり!)
<1997>『もののけ姫』が、約200億円弱
<2001>『千と千尋の神隠し』が、約300億円強。
<2004>『ハウルの動く城』が、約200億円弱。
<2006>(息子の作品)『ゲド戦記』が、約76億円強。
そうなると掛け率で普通に考えれば『崖の上のポニョ』240億円以上と凄いコトになります。
が、総スクリーン数と総座席数や上映回数(尺が短いので高回転)が違うことを念頭に置くと、上映1回あたりの充足率はかなり下がります(つまり前作では満杯で入れず諦めた人たちも、今回では鑑賞出来て83%)。なにしろまだまだ一週、2週と経過を見ないと分りませんが、先ずは手応えとして100億円以上は視野に入ったと言える訳で、それはもうどれだけ凄いコトか、あの宣伝しまくりで辟易の『ゲド戦記』の興行結果を見たら分かりやすいでしょう。
まあそんな訳で、前日のブログに書いた様に、この大モノ映画となぜ初日を併せてしまうのかで、とっても怖がっていたワケですが、結果的に「ポニョ」とジブリ総合の全国宣伝展開にも「チェブラーシカ」を追随させて宣伝利用が効いたと云うところでメリットがあったというところでしょうけれど、このメガ・ヒットが出た後で、大勢が見た後で、この可愛い名作をじっくりお見せしたいのですね。
と云う訳で、京都みなみ会館では、来月の8月16日(土曜)から、少しあとでのロードショー上映となりますが、逆に大阪や神戸の公開が終わっていても、京阪神での上映がまだ夏休みに残っている様にと、RCSなりの配慮をさせて頂いた次第です。一斉に公開されて一斉に終わって見逃した!って言うのは映画ファンとしてイヤですからね。
では、大人気のチェブ君の写真(テアトル梅田『チェブラーシカ』初日)をもう少しご覧ください。
みんな大きな耳につつまれてしまう。携帯で取るからシャッター音の洪水が可笑しい。
子供たちが来ると、チェブ君のサービスは更にアップ!みんな嬉しいよね。
チェブっ子ナンバー1の女の子! 親子でTシャツ、かばん、みんなチェブ仕様。
チェブ君が帰ろうとすると、大声でわんわん泣き出してしまいました。
テアトル梅田のチケットカウンターは今もう全席座席指定です。
座席案内の画面横には、スタッフ所蔵の年期入りのチェブ君がお客様のご案内を仕切ってました。
ゲーナとチェブとの告知ボードが、記念撮影用になってオトナたちには大人気!男性ファンも多かったです。
ゲーナさんと「パンダコパンダ」のパパンダさんは、同じく動物園に勤務する繋がりがあって面白いですよね。