「市川雷蔵映画祭」みなみ会館の連休盛況!京都新聞の広告見た?
7/15日からスタートした、恒例
<市川雷蔵映画祭2008>もおかげ様で中盤へ突入。
出だしは静かなスタートで、毎年ご来場の皆さんにご挨拶しつつも、観客動員をちょっと心配しておりました。お世話になった故・田中徳三監督作品の追悼特集がメインであるとは言え、山鉾巡行当日となる7/17日のご命日でさえ動員が前日と変わらない現状に、ちょっと一般的に地味なタイトルを並べすぎたかも、と反省。しかしこの連休に入って、やはり上映内容が有名な人気作品へと移ってきますと、だんだんお客様の数が増えてきてくれました。
そして、とっても嬉しいのが、若いお客さんの増加!
先の平日では、平均年齢60歳前後と、かなり高齢層に偏っていた観客の年齢層が、30歳代から20歳前後の女性まで含めて一気に若返ったのです。恐らく市川崑監督の追悼となる
『炎上』を一度は見ておきたい!ポップでモダンな異色作『花くらべたぬき道中』や、かしまし娘も楽しめる娯楽喜劇『浮かれ三度笠』などに面白そうな“匂い”を感じ取って貰えたのかも知れません。
そして映画界の秘策が、毎度このブログでお薦めしている“新聞紙面を実際に見よう!”の巻。
今回は、7月18日(金曜)の京都新聞・夕刊にて掲出しました。
<市川雷蔵映画祭2008>に、『パンダコパンダ』と『それいけ!アンパンマン最新作』を混ぜた、地方紙の地元館らしい特製広告です。
たとえ京都新聞のニュースがネット配信で読まれたとしても、その記事下に載せた映画広告の色々は見てもらえない・・・、てな訳で、芸能面から連載などさえ、ネット上には露出されませんし、ましてや更に下の広告なんて紙面を拡げてくれた人さえ見逃すもの。
出稿した以上は、多くの人に見て欲しいのですが、まあこの並みいる2008年夏の新作たちに混じっても褪せない、男・市川雷蔵の納まり具合はどうでしょう!!ジャッキー・チェン&ジェット・リーも、蒼井優もカンヌの話題作もメじゃありませんね!
「花より華やぐ。日本男子の美、ここに極まる。」
「こんな男(スター)に逢いたかった!」
「全てが魅力。鮮烈の七変化!」
キャッチコピーも雷蔵の格好良さを考えて、京都で独自に編み出したものです。
遊び心で、いま全国で大ヒット中の日本映画のタイトルを織り込んで(笑)います。分りますか?
今回メイン・ビジュアルに使った『眠狂四郎 女地獄』も、7/23(水)と24(木)、14:00〜の2回限りです。お見逃しなく!