京都みなみ会館で『落下の王国』&『放送禁止 劇場版』公開
10月30日より、京都みなみ会館の新番組2作品がスタートしました。
11月1日(土曜)の映画サービスデーを含む3連休に、ぜひぜひ見に来てもらいたいです!
魂に響く、美しき物語 『落下の王国』
前作『ザ・セル』でも斬新な映像を見せ注目を浴びたターセム監督が6年ぶりに発表した新作は、またもや想像を上回る素晴らしい映画となりました。
待望の最新作『落下の王国』は、CGを一切使わず、衣装やセットなど細部にまでこだわって、なんと4年の歳月をかけて製作されました。
その映像美は観るものを圧倒します。また、世界24カ国以上でロケーションを敢行して撮影された美しい自然や世界遺産は、青年の物語とその世界観を見事に表し、作品に大きな魅力を与えています。過去の「ドラキュラ」以来、石岡瑛子さんの衣装はやっぱりどの映画でもすごいです。
関西テレビ深夜の衝撃が、映画の秘宝館に登場!
『放送禁止 劇場版 ~密着68日 復讐執行人』
ある晩、突然テレビにナゾのドキュメンタリーが映され、その驚くべき物語に面食らってしまう。
「これはいったい、本当にあった話しなのか!?」
そんなノンフィクション風のびっくりな仕掛けを楽しみながらも、フィクションであるこのフェイク・ドキュメンタリー企画。
騙される事も、信じることも、視聴者に委ねられた突き放し方もお見事で評判をよび、遂に映画化となったわけです。
実際に有るかも知れない、かなりリアルなエピソードにフジテレビで時たま放送されたあと、全く何の前触れも無く系列の関西テレビ深夜枠に登場していましたが、この映画は先日放送された第6話(DVDも発売中)を見ていると更に面白さが増す仕掛けになってはいますが、もちろん予備知識を無しに見てもインターネットに存在するであろう裏サイトという存在にけっこう引き込まれてしまいます。
とにかくこのシリーズは、日常に平気で潜んでしまっている恐怖を単なるドラマとせずに告発として見せていく手法が面白いのです。果たしてアナタは、この話の真実がどこまで見えるか?騙されたと思って試してみてください。