「相棒」の寺脇康文ほか3月7日に京都みなみ会館で新作舞台挨拶

2009年02月28日

春いちばんの3月早々、京都みなみ会館にて素敵なゲストの来館挨拶が決定です。
『相棒』で水谷豊との絶妙なるコンビを組んだ寺脇康文が、初の単独主演で挑んだ新作映画『悲しいボーイフレンド』
映像と音楽がコラボした映画シリーズ“シネムジカ”の最新作です。
こちらの作品の公開前先行上映企画で、大阪と京都で特別に舞台挨拶が行われることになりました。
さらに主演の寺脇康文さんの他に、共演の若手注目女優と監督が一度に登壇するとっても賑やかな舞台挨拶になりそうです。



『悲しいボーイフレンド』舞台挨拶付き先行上映詳細
日 時☆
2009年3月7日(土) 朝10:20〜の回上映終了後
登壇者☆
寺脇康文さん、寺島咲さん、上田結さん、草野陽花監督(以上、すべて予定)
料 金☆
1,300円(前売券)※劇場窓口にて舞台挨拶付先行上映の整理番号付入場券を発売中

ちなみに寺脇康文さんは、いま梅田芸術劇場でミシェル・ルグランが音楽を書き下ろした舞台、「マルグリット」に主演されています。
こんなところでも、<ドゥミ×ルグラン×ドヌーヴ>の上映企画と日本映画がうっすら絡んで行くのが映画の面白いところ。
また寺島咲さんは昨年夏に公開した映画『受験のシンデレラ』にも主演されていて、とっても魅力的でした。
いちおう『受験のシンデレラ』では、2008年<モナコ国際映画祭で最優秀主演女優賞を受賞されているんですよ。
そして、上田結さんはこの映画の“シネムジカ”ヒロイン・オーディションでデビューした期待の大型新人。
しかも彼女は地元・京都の出身!応援したいですね。

『悲しいボーイフレンド』は、1985年にリリースされた渡辺美里のファーストアルバム収録の同名の曲にインスパイアされた作品。
誰もが心に秘めている初恋の切ない気持ちや、学生時代の情景や思い出を、一人の少女によって暴かれていくある男の物語。
西宮から三宮など、阪神間を舞台にしているのも魅力です。

来週の土曜朝は、ぜひ京都みなみ会館へお越し下さい。


Posted by エス at 23:35

京都みなみ会館アンコール上映中『パコと魔法の絵本』土日はぜひ

2009年02月27日

中島哲也監督の新作だから、上映していたり・・・。
「はい、また懲りずにRCSが再上映をやっております。」
まあ、つまり最初に氏のデビュー作、『夏時間の大人たち』をロードショーしている映画館なんです。この京都みなみ会館は。
だから『下妻物語』も、京都でのロードショーを当時(2004年)は喜んで引き受けていた次第。
そしてその後は、あれよあれよと大メジャー監督になられたというわけ。



『パコと魔法の絵本』

2008年/日本映画/105分/東宝配給
監督・脚本:中島哲也
出演:役所広司、アヤカ・ウィルソン、妻夫木聡、土屋アンナ、山内圭哉、國村準、小池栄子

毎回この監督の新作にはわくわくさせられますが、今回もまた、スゴいチャレンジ精神!
なにより、関西演劇陣から後藤ひろひとを引っ張り出してくるとは思いもしませんでした。
先週放送の日本アカデミー賞テレビ放送でも、最優秀新人俳優賞獲得で主演のアヤカ・ウイルソンの可愛さが光っていましたね。
そんなわけで、「見たくなった!」「また見に行きたい!」の声にお応えするべくの再上映。
でも僅か1日1回の上映なので申し訳なしですが、なんとか時間が合えば、京都みなみ会館へご来館、ヨロシクです。

<アンコール上映時間>
2/28(土)=夜のみ19:00
3/1(日)~4(水)=朝11:00
追加 3/6(金)=夜のみ20:45

<みなみサービス料金>
大人¥1300-、学生・小人・シニア¥1000- です。
1日はファースト・デー。

さらに、3月7日(土曜)は、この映画に出演している加瀬亮の映画を2本くっつけて<3本立てオールナイト>も行います。
題して<加瀬亮オトコ前ナイト>
色々な見方が出来ると、映画館もさらに面白いのだ!



Posted by エス at 23:59

奥田恵梨華&渋川清彦ファンは『実録連合赤軍』京都の映画館来て

2009年02月26日

さあ、今週末2月28日(土曜)の京都みなみ会館。
2008年を代表する傑作2本。
『実録・連合赤軍  あさま山荘への道程』と『ぐるりのこと。』を併せて一気に見てもらおうと組んだおトクなオールナイト企画。
早めの上映終了なので、早朝に帰って眠れば翌日曜も午後なら動けるようにと、考えてみたりしました(汗)。
ぜひナイトで作品の世界に集中してじっくりと見て貰いたいです。

<2008日本映画これぞベスト! 2大作ナイト>
2月28日(土) 22:45開場
23:00~
『ぐるりのこと。』
本年度数々の映画賞を受賞。さらに木村多江さんが日本アカデミー賞主演女優賞の受賞!
リリー・フランキーさんも2年連続の快挙で、いっぱいおめでとう!!

01:40〜
『実録・連合赤軍  あさま山荘への道程』
(~5:00終了)

あともうひとつのブログ日記の記事に書いた通り
、『実録・連合赤軍  あさま山荘への道程』のみなみ会館ポスターには小さなサインが書き込まれています。
若松監督のポスターにわたしたちがサイン入れるとは恐れ多い、ってことで・・・。





11月に映画『バカバカンス』で奥田恵梨華さんと渋川清彦さんに来館頂いた時に、ちょっとお願いしてサインを頂いたものです。
この映画の出演者であるおふたりのファンの方は是非ぜひ実物を見に京都みなみ会館へきてくださいね。

オールナイトの当日時間まで張り出しているのでチャンスはあと少し!


Posted by エス at 10:55

2月28日夜『実録連合赤軍』『ぐるりのこと』京都オールナイト

2009年02月26日

2月28日だから上映される映画が有ります。
1972年2月28日、警官隊が浅間山荘に突入。
あれから37年後の同日に開催する京都みなみ会館・特別オールナイト2本立て。

いずれも2008 年の日本映画を語る上では欠かせない傑作です!



<2008日本映画これぞベスト! 2大作ナイト>
2月28日(土) 22:45開場
23:00~
『ぐるりのこと。』

PS.
数々の映画賞を受賞してさらに、木村多江さんが日本アカデミー賞主演女優賞の受賞!
おめでとう!!
01:40〜
『実録・連合赤軍  あさま山荘への道程』
(~5:00終了)
PS.
この映画でナレーションを担当している俳優の原田芳雄さんのお誕生日は2月29日!
4年に一度しかお誕生日が回ってこないんです!
こういう時は普通どうするの?
でまあ今週はこの月変わりのオールナイトで、こっそりですが「お誕生日おめでとう!」ってお祝いしましょか!

前売券 2,000円(整理No.付) 
劇場窓口とチケットぴあ(Pコード:555-055)にて限定発売中
当日 一般:2,500円 学生:2,000円(要学生証)



<京都みなみ会館 入口階段の上映案内ポスター>
よく見ると連合赤軍の出演者のサインが!!
って、まったく分らないですよね。


Posted by エス at 10:37

『おくりびと』アカデミー賞で『ジュノ』も再映は滋賀会館だけ?

2009年02月26日

日本初の快挙、アカデミー外国語映画賞受賞で話題沸騰の『おくりびと』は、大津京町・滋賀会館シネマホールで、ただいま大反響上映中!
けれどもこの映画館。この『おくりびと』の日本アカデミー賞と本家アカデミー賞のノミネートに併せ、実は今週から来週にかけて、あとふたつのオススメ傑作映画を上映しています。

ひとつは全国公開も僅かしか無かった日本映画『接吻』。
小池栄子が映画初主演で、豊川悦司と中村トオルとの競演で熱い演技の火花を散らせた傑作です。
『おくりびと』主演の広末涼子さんには申し訳ないのですが、今年の主演女優賞ならば『ぐるりのこと。』の木村多江さんか、この映画の小池栄子さんに是非あげたかった!との思いでただいま滋賀初上映として公開中です。



そしてもうひとつがアメリカ映画『ジュノ』。
去年のアカデミー賞で作品賞ほか主要部門にノミネートされ、見事に脚本賞を獲得したダークホース的快作。
こちらも低予算ながら大きな感動を呼んで、ミニシアター系から一気に全世界での大ヒットに広がるまさかの快進撃で、アカデミー賞へ駆け上がった、まさに『おくりびと』のように人々の心を捉えた素晴らしい映画なので、ぜひ見て戴こうと上映している次第。



大きなスクリーンで見ておきたい面白い映画たちがまだまだあります。
この機会に大津京町・滋賀会館シネマホールへ是非お越し下さい。


Posted by エス at 10:19

『おくりびと』滋賀会館シネマ他でアカデミー賞記念凱旋公開中

2009年02月25日

すみません。
なかなか書き込みが出来ませんでした(汗)
いろいろと、有り過ぎ・・・。
アカデミー賞の騒ぎにのって書きたいことを書けず悔しいです。
でも言ってた、じゃなく書いた通り!
見事に『スラムドッグ$ミリオネア』がアカデミー作品賞を受賞!
結局9部門のノミネートで、8部門を受賞するという大快挙!
しかもアメリカ資本の映画以外で作品賞を受賞するのは、あの『ラスト・エンペラー』以来!
ロードショーするのは別の劇場ですが、そんなことより何よりこうして「アジア」が絡んだ映画がハリウッドで旋風を巻き起こした事が嬉しいじゃないですか!

そんなアジア映画のパワーを見せ付けたいものの、なかなか桧舞台でキメてくれなかった日本映画たち。
そして遂にその中から、『おくりびと』がその鬱憤を晴らしてくれました。
更にアカデミー短編アニメーション部門で作品賞を受賞した『つみきのいえ』までダブルでの快挙!
映画を通して日本中に拡がる喜びの声が本当に嬉しいですね。



さて、滋賀会館シネマホールでも2月24日の上映開始からたくさんのお客様にお越しいただき感謝感激!!
これが初めての来館と言う方も多く、アカデミー受賞映画のチカラを思い知らされます。
この機会にぜひ、滋賀会館とその状況についても知っていただきたいと思う処です。

で、この『おくりびと』は、こちら滋賀会館シネマホールだけじゃなく、県内では彦根、近江八幡、草津のシネコンでも上映がありますので、「大津は遠いぞ」と言う方はお近くの映画情報をチェックしてくださいね。


Posted by エス at 23:59

見た!傑作『スラムドッグ$ミリオネア』にアカデミー作品賞を!

2009年02月22日

世界の映画興行にとっても重要な影響を与える、ハリウッドの祭典。
いよいよ<第81回アカデミー賞>が日本時間で明23日に発表になります。
昔は3月下旬に行われていたのですがここ数年は開催が早まっていて今回は過去最速の発表になっています。
後発の<日本アカデミー賞>でも昔は3月でしたが、今回は僅かに2日違いという接近ぶり。

もう、今はラジオ映画情報のお手伝いもしてない上に時間も全然ないので、先に見られるチャンスを殆ど不意にしましたが、「RCSとして、これだけは見ておかなければ!」の一本が有ったので見させて頂きました。

それがダニー・ボイル監督の最新作
『スラムドッグ$ミリオネア』



もう、最高のオモシロさ!!
ここ半年ほど見た中ではベストですね。

1997年「トレインスポッティング」が大ヒットした京都みなみ会館の監督であり、舞台がインドと云う事で、音楽があのA・R・ラフマーンなのです。
続く1998年に「ボンベイ」と「ムトゥ踊るマハラジャ」の大ヒットを飛ばしたあの名作曲家がついにアカデミー賞にノミネートされたのです。
さらにインドの大スター、アニール・カプールが見事な助演を果たし、映画の冒頭ではスーパースター、アミターブ・バッチャンが崇められ、もうインド映画を永らく応援してきた者にとっては奇跡の映画となっています。
しかしあの『トレインスポッティング』以来。まさに10年に一本のケッサクをものにしたダニー・ボイルはやはりスゴいですよ。
あとRCS的に言えば、5年程前に紹介した『シティ・オブ・ゴッド』と同じような衝撃を貰えたと云えば分り易いでしょうか。

映画はギャガ・コミュニケーションズの配給で、4月に公開されますが、梅田ガーデンシネマ〜MOVIX京都ほかの単館系プラス準拡大公開です。
もはや、大都市でのミニシアター系も全国展開でシネコン系列が上映する時代で過去に紹介した作家たちがビッグになって行くのを見守り応援するばかりですが、まだその次なるオモシロさと可能性を秘めた映画たちがいっぱいあるので、そんなゴッツイおもろい映画や作家を紹介して行きたいRCS。
良い映画はまた再映して行けば良し。賞とは無縁でも来週以降の上映作品、応援よろしくです!


Posted by エス at 19:41

『シェルブールの雨傘』『ロシュフォールの恋人たち』公開初日!

2009年02月22日


御待たせ致しました。
1月、東京シネセゾン渋谷でのロードショーからほぼひと月。
2月21日、いよいよ京阪神でのロードショーが始まりました。
さっそく待ちかねた映画ファンの皆さんに多数ご来場頂き大感謝!

女性観客が多いものの、男性ファンも“想い出の映画派”のお一人さまに割とご来場を頂けました。

新たに作られた映画のパンフレットがとっても贅沢で、物販はポスター、サントラと大好評。
さて写真の手前に見えるのは、ちょっとタイアップして作ったしまった関西オリジナルの公開記念カップケーキ!
二つの映画からイメージされたデザインがとっても可愛いんです!
テアトル梅田と京都みなみ会館でお買い求め頂けます。
数量限定で、売り切れてたらご免なさい。


Posted by エス at 00:00

日本アカデミー賞受賞『おくりびと』 24日〜滋賀会館で上映!

2009年02月20日

先ずは予想通りの結果です。
『おくりびと』が日本アカデミー賞で最優秀作品賞を始め一挙10部門を受賞しました。
前のブログにも書いたように、本家アカデミー賞外国語映画賞のノミネート作品をさしおいて、他の映画が取るはずない!と誰しも思うところ。
ただ、もっとも意外だったのは、最優秀主演女優賞を獲得した木村多江。
これもしかし幹事の大手映画会社以外のインディーズ系作品にも少しは渡しておこうとする近ごろなりの配慮からでしょうか。
今年の場合なら、毎度受賞常連の大女優、吉永小百合さんを差し置いてこの賞を貰うとなれば、大手三社以外の作品に渡せば角が立たず丸く収まる図式が見えました。
まあそんな事情が有る無いに関わらず、シグロとビターズ・エンドが配給して滋賀会館シネマホールで上映した『ぐるりのこと』が、注目を浴びる賞の栄誉を受けたことは素直に嬉しいのです!
ちなみに『ぐるりのこと』は京都みなみ会館でアンコール上映を組んでいます。



さて、問題は全米のアカデミー賞であります。
下馬評では『おくりびと』の人気が高くて可能性が有りそうなのですが、少なくとも昨年ノミネートされた浅野忠信主演の『モンゴル』よりは確率が高そうです。
いよいよ2月22日にアメリカはロスアンゼルスから全世界に向けて発表されますが、日本時間では翌日月曜辺りの発表となるのでしょう。
滋賀会館シネマホールでは、2月24日からがちょうど番組の変わり目でしたので、各映画賞受賞記念として1日3回上映の必見モードでプログラムを組みました。ぜひぜひこの機会にスクリーンで観て下さい。


Posted by エス at 23:59

龍谷大学出身の監督が『フツーの仕事がしたい』京都で初日挨拶!

2009年02月19日

驚くべき衝撃の現実!
現代の実話をえぐり出した最高に面白いドキュメンタリー映画『フツーの仕事がしたい』が、遂にお待たせの京都上映!



監督の土屋トカチさんは、京都府舞鶴市のご出身。
そして龍谷大学のご卒業で、在学中は京都みなみ会館でたくさんの映画を観ていたとのこと。
ついこの前までのお客さんが、今度は監督としてゲストで登壇されます。スゴイ!

*初日21日夜8時30分上映には、
土屋トカチ監督が舞台挨拶&ゲストトーク。
当日午後5時より劇場窓口にて入場整理券を配布いたします。

みなさんぜひ応援に、京都みなみ会館へ観に来て下さい!


Posted by エス at 00:56

京都で『言えない秘密』『幻影師アイゼンハイム』再上映20日迄

2009年02月18日

京都みなみ会館、2月20日(金曜)まで!
もう残り僅かですけど、今週限りのお薦め映画2作品をご紹介。
何れも朝または夜の限定上映。

☆オススメその1☆
『言えない秘密』
2007年/台湾/102分 監督・脚本・音楽・主演:ジェイ・チョウ


2/18(水)=10:10 、2/19(木) &20(金)= 18:00

皆さまから絶賛を頂いたジョニー・トゥ監督作品『エグザイル/絆』で、男の魅力を見せつけてくれた名優アンソニー・ウォン。
トニー・レオンらと並んでアジア40代オトコ組の最前線彼が『頭文字D』で親子コンビを組んだジェイ・チョウの初監督作で再び父親役で出演します!
もちろん見どころは監督に挑戦したスター、ジェイ・チョウの多彩なる魅力なんですが、今度の黄秋生はぐっとカッコいいオヤジを演じてますので、「インファナル・アフェア」シリーズから少し名乗りを上げ始めたアンソニー・ウォンのファンがまた増えるかも!。
なんて云いつつ、名作『藍色夏恋』のグイ・ルンメイが忘れられない皆さんにもぜひ新しいヒロイン役を見て貰いたし。


そして、観賞後の満足度で言うと去年上映した外国映画でもトップクラスだったのが、原題“イリュージョニスト”の本作。

☆オススメその2☆
『幻影師アイゼンハイム』
2006年/アメリカ・チェコ/109分 監督・脚本:ニール・バーガー


2/18(水)=21:30、2/19(木) &20(金)= 10:10

ピューリッツァ賞受賞作家スティーヴン・ミルハウザー(『バーナム博物館』所収)の原作を華麗なる娯楽大作に仕立てた事で、アメリカやヨーロッパ各国で大ヒットした快作。
先に原題を書いたのは、アカデミー賞にノミネートされた時、まだ日本公開未定だったので、暫くは原題名の“イリュージョニスト”で通っていたため。
19世紀末のオーストリアはウィーン。
絶大な人気のイリュージョニスト・アイゼンハイムが仕掛けた世紀の大マジック。これぞ映画館の暗闇でドキドキと見て戴きたいとっても美しく艶やかな映画!
主演のエドワード・ノートンと、可愛いジェシカ・ビールのカップルが魅力的で、ポール・ジアマッティやルーファス・シーウェルなど役者たちの演技もバツグン。
さらに映画音楽がフィリップ・グラスであるのも嬉しい選択。
心ときめく都、ウイーンでのロケーションと映画的な醍醐味が申し分なしの作品です!

しかし、お昼のメイン番組『ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて』と『帝国オーケストラ』の上映も同じく2/20日限り!
う〜ん、オススメ作品だらけですみませんが、ぜひ今週限りの京都みなみ会館上映もチェックしてくださいね。


Posted by エス at 09:02

日本映画ベストテン上映『接吻』『おくりびと』滋賀会館に登場!

2009年02月17日

誰もが知っているメジャー系全国公開作品と、単館系公開で大都市のみでの上映に留まるインディーズ作品。

宣伝費も大きく違えば、見た観客の数も大きな差が開きます。
それでも作品を評価する段になれば、条件は関係なく同じ「日本映画」と云う線上のみで語られます。

とにかく小予算で宣伝費は無く試写の回数も僅かなミニシアター系映画は、評論をする人達でさえ見逃している可能性があります。
そんな中で、小規模上映の作品がベストテンに食い込んで行くのは、確実に高い評価を受けている証拠です。

本17日から滋賀会館シネマホールで公開される『接吻』は、まさにそんな素晴らしい評価を受けるべき作品です。
主演の3人、小池栄子、豊川悦司、中村トオルと、監督の万田邦敏の大きな拍手を贈りたい。
なにより初の主演を飾る女優、小池栄子の見事な役者ぶりを讃えたくなります。
現代社会を切り抜いた事件とストーリーの衝撃度には、観客それぞれで反応が変わると思いますが、その傑出した演出と演技はまさに映画の醍醐味。ぜひチェックしてみてください。



そしていよいよ発表が迫った世紀のアカデミー賞(R)。
来週2/24(火曜)から凱旋アンコールロードショーを行う『おくりびと』に注目です。
いや日本アカデミー賞はもう受賞ほぼ内定していると思うので、ここは本場ハリウッドでの<アカデミー賞外国語映画賞>への期待を込めて応援してます。
でも、もし日本アカデミー賞で[本家アカデミー賞ノミネート作]を退けて受賞する日本映画があったなら、それはまた大ニュース!日本テレビが何かウルトラCやってくれたら面白いけれど(笑)。

あと今週は、いろいろと人気の作品が上映終了となります。
なにより『マルタのやさしい刺繍』が、2/19(木曜)まで。
<あなたのやさしい手芸展>の展示の方は、2/22(日曜)までやってます。ぜひ滋賀会館シネマホールへ遊びにきてください。


Posted by エス at 12:06

渋谷駅東急前に『キイナ』菅野美穂と『銭ゲバ』松山ケンイチが!

2009年02月17日

一日だけ東京へ。
渋谷駅前は相変わらずの人波ですが、やっぱり東京だけの広告と言うものが有る訳で、関西モノには新鮮この上なし。
で、早速いちばん目立っていたのが、テレビ局の宣伝ビルボード。

日本テレビは、どうやら開局55周年だそうです。
これからお世話になる横浜聡子最新作『ウルトラミラクルラブストーリー』主演の松山ケンイチなので、これは収めておこうと撮影しちゃいました。



しかし、まさかこんな暗く恐ろしい物語を土曜の夜9時枠で放送するとは・・・。
と言っても、時代設定が変わっていて、誰からも忌み嫌われる風貌の主人公が、カッコイイ松山君になると相当イメージが違いますね。



それでも「銭ゲバ」連載が少年サンデーだったなんて知ってる者には、驚異のドラマ化。
当時でもその過激な内容は少年まんがに載っていることで問題になっていました。
とにかくジョージ秋山先生の漫画に容赦はなかった。
更に驚いたのは人が人を食って生き延びた戦乱の時代を描いた「アシュラ」での描写。
もう人間の怖さと醜さを、正面から描いてくるので子どもにとってはトラウマです。
なんて、写真とかけ離れたコト書いてばかりすみません。

とにかく映画とドラマの両方で活躍する松山ケンイチは、確実にチカラをつけてきました。
このままだともう日テレの看板スターですが、そんな状況でも、インディーズ魂・横浜聡子の脚本に共鳴して乗って来る訳ですから、やっぱり大した役者だと思う。
恐れを知らぬ監督と役者たちが挑んだオドロキの映画『ウルトラミラクルラブストーリー』にご注目を。
京都上映はMOVIX京都ですが、滋賀では今夏に滋賀会館シネマホールで上映予定です。

PS.
隣の『キイナ』はまだ見たことが無いのですが、こちらも菅野美穂がカッコ良さげでいいですね。
昔の「事件記者コルチャック」のような怪奇現象か、または「トリック」のような仕組まれた事件か、どっちなんでしょうか。
あと、ポスター貼りの職人さんも人材不足なんでしょうか。
こんなに雑で酷い張り方、ちょっと昔じゃ許されなかったと思います。


Posted by エス at 00:00

どうする大津?アランジ/キャラバン大津&浜大津春待ち灯り終了

2009年02月15日

<マルタのやさしい刺繍とあなたのやさしい手芸展>
滋賀会館のギャラリーと映画の連動が大人気。

ありがとうございます。と、ドタバタしてたら、
『浜大津春待ち灯り2009』
もう昨日で終わっていましたね。



周りに誰も面白がって話してくれる人もいないので盛り上がっていたのかどうか。
参加していないので、偉そなことも言えないんですが、前にもびわ湖放送のオープン戦主催のブログで書きましたが、クリスマス・ライトアップの延長で、浜大津駅前やNTT前に灯りがともってルだけでは地域振興に遠いと思います。
関連イベントとしては、<えびす購まつり>や第2回目の<大津百町市>、アーカスでのバレンタイン企画など既存の祭事が連携されています。しかしそれらは購買と消費への目的が見えています。だからそこには集客のチカラはあるとおもいます。
そこの繋ぎがもう少し上手く働いて、経済性が高められるようになれば良いと思うのですけれど。

先週、映画『おいしいコーヒーの真実』を上映した浜大津の注目スポット
まちなか交流館 ゆうゆうかん
滋賀県大津市長等2丁目9-1



それなりに良いコンディションで上映することが出来てホッとしました。
しかし地元商店街の方が少なくて、ちょっと残念でした。
滋賀咲くブログも作っておられるけれど,映画のことが書かれていなかったッス(泣)
http://yuyukan.shiga-saku.net/



いろいろみんなタイヘンですが気張って行きましょう。
「ゆうゆうかん」から東の電車道を望む、菱屋町商店街。

続きを読む


Posted by エス at 16:55

京都駅前地下街ポルタが春商戦にむけてプレ・リニューアルフェア

2009年02月15日

いつも通る場所なもんで、やっぱり利用は続く「京都駅前地下街ポルタ」。
元・京都駅観光デパートである「キューブ」との違いも微妙なところですが、やはりファースト・フードや雑貨の有る無しは大きいところでしょう。
今回は年度内予算の範囲から、通路天井などの全面改装をテコに買い物心を向上させるべく、化粧直しを断行?
もう既に半分くらいショップのシャッターが下りてますが、全体の営業を途切れさせずに部分的に改修して行く手法のようです。
今は照明設備の変更とレイアウトで、電気代が大幅に安くなるから,そんな入替もありでしょうか?



1月後半からの売りつくしセールに、プレ・リニューアルフェアへ。
バーゲン広告がゆるゆるだったのとは対照的にすっきりストレートなビジュアルを展開してきています。



昨年9月、ポルタカードお買上げポイントを1/3に大幅ダウンされて怒ってましたが、売上げ貢献は減少しても利用は続いていおります。
今はもう1000円買って30円の戻しだったのが、僅か10円の戻しに。
キビシい現実は映画も含めて皆いっしょ。それでも顧客の満足度を維持するための努力はする訳で。
映画もたいへんですが、おもてなしと売場からの仕掛けは、これから先もっと努力していこう。


Posted by エス at 15:45