汚れた血&詩人の血ほか滋賀会館シネマの外国映画名作上映始まる

2010年03月13日

滋賀県唯一のミニシアター系映画館、大津京町・滋賀会館シネマホールが3月31日でいよいよ上映終了です。
こちらも最終上映プログラムがジャン・コクトーやレオス・カラックスなどフランス名作映画も含めた外国映画セレクション。
サヨナラと言えば『ニュー・シネマ・パラダイス』、は入ってません。

汚れた血&詩人の血ほか滋賀会館シネマの外国映画名作上映始まる

今週末から3連休は、コクトーの監督作『詩人の血』と、
ジャン=ピエール・メルヴィルが監督した『恐るべき子供たち』を上映中。
その他作品もレオス・カラックス特集やフリッツ・ラング特集などなど盛りだくさん。
『詩人の血』と『汚れた血』を続けて上映してます(笑)。

汚れた血&詩人の血ほか滋賀会館シネマの外国映画名作上映始まる

映画館のスクリーンでまた見る機会もそう無いような名画座ラインナップ。
モノクロームの傑作『ボーイ・ミーツ・ガール』に、トニー・ガトリフ監督の名作『ラッチョ・ドローム』なんて久々の上映。
もうスクリーンでじっくり見てこその醍醐味じゃないでしょうか。
20年ほど前にプレイバックしたような映画三昧。

しかし近くの個性派映画館が消えていくのが残念無念。
シネコンは次々出来て便利ではありますが、話題の商品しか並べないコンビニと同じ。
東京以外の地方で、こうしたラインナップが楽しめる処はもう殆どありません。

阪神間からだと滋賀県が遠く感じるでしょうが、JR大津駅へは京都駅から9分、大阪駅からでも39分と意外に近いです。
駅からも近くて県庁前へ徒歩5分。
滋賀会館の建物もミッド・センチュリーで良い味をだしてますよ。
3月3連休など、春のびわ湖見物も兼ねてぜひぜひ大津へ!
http://www.rcsmovie.co.jp/shiga/index.html



Posted by エス at 15:05