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Posted by 滋賀咲くブログ at

9/1日夜は『片腕マシンガール』特別先行上映!井口昇監督来館

2008年08月31日

いやはや月末の週末、出張でカキコミ出来ませんでした!
モバイルで書き込む余裕もなく、更新できなくて残念。
そんなこんなでこの夏休みもあらゆる上映企画に委ねて八月も終わりです。
北京のオリンピックが盛り上がった訳でもなく、映画興行全体への影響も懸念した程では無かったようですが、<市川雷蔵映画祭2008>以降、<くるりナイト>と、お盆の「チェブラーシカ」福袋プレゼント騒ぎ以外でこれといった打点を挙げられなかった京都みなみ会館の静かな日々が気にかかる今日この頃。
北京でマラソンが大健闘でもしていてくれたら、あのスタジアムへの関心も高まって『鳥の巣』の注目度がアップ!なんて簡単には行きませんでしたが、映画はとても評判良く、後半上映に期待をかけるところ。
とにかくお客様が増えなくては、京都みなみ会館の維持も簡単ではないワケで、頑張りたいところ。

そんなわけで、沈黙の~シリーズはセガールさんに任せて、九月は京都みなみ会館へ映画を見に行こう!ってコトでひとつ応援ヨロシクです!
9月1日は月曜ですが、映画1000円デー!
京都みなみ会館へ、ぜひぜひ新作映画を見に来てください!

メイン上映の『シティ・オブ・メン』は勿論マストでお願いしたいのですが、
9/1日(月)夜は、9/6日公開の『片腕マシンガール』を特別先行上映!
しかも明日はなんと井口昇監督も初めて京都みなみ会館へ来館されて舞台挨拶があるのです!



これは必見!!!
江口寿史画伯のイラストがアニメっぽく思われるのですが、実写でとてつもなくワンダーな作品に仕上がっています。
海外からの注目も高く世界的にも上映オファーが入っている国際的話題作なのですよ。
http://www.spopro.net/machinegirl/
主演の八代みなせ嬢がハンパねぇ旨味を出してます!予告編もチェック!








Posted by エス at 23:59

JR京都<駅ビルシネマ・フランス映画祭>9/1日から開催!

2008年08月28日

JR京都駅に突如、ミニシアター映画館が誕生!
9月の4週間で、フランス映画の新旧名作36作品を一挙連続上映!

昨2007年、京都駅ビルの開業10周年記念企画として開催した<駅ビルシネマ・イタリア映画祭>に続いて、今年も京都駅に1ヶ月限定の特設映画館がオープンします!
今回は、2008年が京都とパリの友好姉妹都市提携50周年ということで、映画発祥の記念すべき国、フランスをテーマに上映作品が選ばれました。しかも映画が大好きな方ならば感激ひとしおの新旧名作を取り揃えた豪華絢爛の贅沢なラインナップでお届け致しますので、先ずは今回の上映作品をチェックしてみてください!



映画史に燦然と輝く名作と、美しい映画スターたち。
ジャン・ギャバン、ジェラール・フィリップ、アラン・ドロン、ジャンヌ・モロー、カトリーヌ・ドヌーヴからオドレイ・トトゥまで枚挙に暇がありませんが、ホンモノの映画スターには是非とも映画館のスクリーンで出会いたいものです。
そして素晴らしい映画を生み出す天才監督たち。
ジャン・ルノワール、マルセル・カルネなど戦前の名作から、世界に衝撃を与えた“新しい波”ヌーヴェルヴァーグの鬼才ジャン=リュック・ゴダールとフランソワ・トリュフォー。そして更に新しい映画の世紀を告げたジャン=ピエール・ジュネの『アメリ』など、近年のヒット作までを合わせ、才気溢れる新旧の注目監督たちの傑作を大特集致します。

国際姉妹都市50周年記念 <駅ビルシネマ・フランス映画祭>
開催期間:2008年9月1日(月)から28日(日)まで
開催場所:JR京都駅 駅ビル7階東広場・特設劇場にて開催!
  *中央改札口より、ホテルグランヴィア京都側のエスカレーターを乗り継いでお越し下さい。

名作はもちろん新作も含め、とってもおトクな料金設定です!
料金:当日1作品 1,000円均一・RCS会員のみ特別割り引きで、800円
   前売券 800円(日時指定券・各上映日の前日まで前売を販売)

*前売券の販売場所
本日~8/31日(日)まで 駅ビル2階宝くじ売場隣のインフォメーション・総合案内所(10:00~19:00)
開催期間中、9/1日(月)~27日(土)は、 駅ビルシネマ 会場入り口にて(10:30~22:00)



夕方、京都駅の中央改札前の広場を通ったら、フランス映画祭などの案内を載せた新しい立て看板が!
写真がもっと綺麗なら良いのですが、イメージ・ビジュアルのエッフェル塔イラストの後ろに京都タワーがそびえていて、KYOTO+PARISのタワーが並んでいるように見えて、なんだか面白いですっ!


Posted by エス at 23:55

明29日公開前夜祭『シティ・オブ・メン』は滋賀会館公開なし?

2008年08月28日

恐らくはブラジル映画史上に残る大ヒット作と云うよりは、世界映画史上に残る21世紀最初の傑作として絶対に見逃せない『シティ・オブ・ゴッド』。2003年夏に日本でも公開され、その衝撃の映画体験から京都みなみ会館でも大ヒットとなりました。



あれから5年。今週公開の『シティ・オブ・メン』は、その監督フェルナンド・メイレレスと彼のチームが製作したリオデジャネイロ、ファベーラの丘をめぐる、衝撃の第2章。

銃と犯罪が路上に転がるスラムの中、放り出された子どもたちはどうやって生き抜いて行くのか?
いよいよ8月末、今週土曜公開と迫ったロードショーを前にした明日、29日(金曜)夜に、やっぱりあの凄い驚きを与えた前作『シティ・オブ・ゴッド』のアンコール上映と併せて新旧2作品を一挙に見られる前夜祭上映の機会を設けました。
夕涼みの映画鑑賞に、お仕事帰りに、ぜひぜひ京都みなみ会館へ起こしください。
リオ、ファベーラ・サーガのワンツー・パンチで、ブラジル映画のラテン・パワーを吸収して夏バテ気味のお身体にカツ(喝&活)を入れて頂きたいと思ってます!

<上映時間>
18:30~ 『シティ・オブ・ゴッド』
21:00~ 『シティ・オブ・メン』京阪神でいちばん早い先行上映です!
23:00〜 『シティ・オブ・ゴッド』
  (終了~1:15)※無料駐車場も有りますのでお車でも大丈夫です。



そしてこの作品は、大都市のみの公開予定しか組まれておりませんので、京阪神ロードショーのあとで、大津京町・滋賀会館シネマホールでの公開は今のところ残念ですが予定がありません。申し訳ないですが是非とも京都みなみ会館へ見に来て下さい。
また別に、この作品は大津でも公開するかどうか等のご質問がありましたらお気軽にご質問下さいね。


Posted by エス at 13:11

楳図かずお『赤んぼ少女』映画化 タマミより浅野温子が怖い!

2008年08月27日

この数年は楳図かずお作品の映画化が続くもので、ファンとしては楽しみなところ。
『楳図かずお恐怖劇場』に『神の左手 悪魔の右手』等々、前に楳図かずお先生に京都みなみ会館にお越しいただいて皆で「グワシ!」をやれたのは最高でした。
そんなワケで先生の映画化作品はしっかり上映しているRCS。
また新たな映画化作品が 9月23日(祝)より京都みなみ会館にて公開決定!
今度は、あの哀しきものがたり、「赤んぼう少女」です。


楳図かずお先生原作の「赤んぼう少女」。(C)楳図かずお/小学館

哀しい運命を宿命づけられた赤ちゃん・タマミの切なくも恐ろしい復讐の惨劇。そして恐怖のつるべ落とし。
でも映画は原作とは大体違うモノとして覚悟を決めて見ているんですが(笑)。こんどの映画題名は『赤んぼ少女』なので、やや別モノとしての意識も初めから有るのかもしれません。
なにしろ今回はあの「地獄甲子園」と「魁!!クロマティ高校 THE★MOVIE」の山口雄大監督が映画化したホラー・ムービー(!)ですからね。まずはアクションとギャグの応酬といった先入観が当然出てきます。前の『ユメ十夜』でさえ松山ケンイチをコテンパンに引きずり回して、夏目漱石の原作を好き放題に遊び倒した監督ですから、逆にコワイもの見たさ倍増です。
ヒロインは映画初主演の水沢奈子って処で情報なくイマイチ分からないのですが。その分、共演に野口五郎、浅野温子を配した可笑しさが際立ちます。もう映画版のタマミは、想像以上に凄いんですけど、姿を見せられないのが申し訳ない処。



とにかく、久々のスクリーン登場となる御二人。特に浅野温子の狂いっぷりはさすが!
タマミのナゾとカギを握る不気味な奥さま。この役どころをかなり面白がってるようです。
今劇場窓口で発売中の前売特典には、この写真を初め3点のポストカード・セットが付いてます。








Posted by エス at 23:59

『ネコナデ』大杉漣『百万円と苦虫女』蒼井優が表紙~9月号出来

2008年08月26日

う~ん、やはり仕事が手一杯になるとなかなか書き込めませんね。
しかし気が付いたらアクセス・カウントが3万を越えていてびっくり。
お盆の『チェブラーシカ』“ミニ福袋”情報が数字を押し上げてくれたコトは疑いの無い処。
この後は「巨大チェブラーシカ」も京都みなみ会館上映の応援にやってきますので、また一緒に写真をとったりして盛り上ってくれれば嬉しいです。

さてさて、忙しくしていたのは毎度の事ですが、各種多彩な上映や番組の編成と共に、毎度お配りするレギュラーのフライヤーをつくっていた訳であります。
RCS movie line-upの8月表紙は先に書いた『チェブラーシカ』で可愛いとなかなか評判でしたが、さて今回はどうでしょうか?



子ネコの無垢なまなざしに、またも「可愛い」!のお声掛りは間違いないハズですが、『ネコナデ』のタイトル下に一緒に写っている男優は売れ筋のイケメンさんではなくて、なんといぶし銀の名バイプレイヤーである大杉漣サン!?
「ひょっとして今回、主演で!?」と、映画ファンなら疑問も沸くところ。
はい、そうなのです。この映画の主演はまさしく“子ネコ”と出会って人生が変わる中間管理職サラリーマンの大杉漣さんなのです。
以前に大杉漣さんをお招きしてオールナイト企画までやっちゃった京都みなみ会館が、こんな素晴らしい主演映画をロードショーしない訳には参りません!というコトで、9月13日から京都ロードショー決定!

そして滋賀会館シネマホールの9月のメイン上映作品は、先にもご紹介したタナダユキ監督&蒼井優主演の『百万円と苦虫女』!『フラガール』からまた一回り成長した素晴らしい女優にあえるのが楽しみ!
また既にご覧頂いた皆様の大評判で動員も好調の『ぐるりのこと。』が、9月15日までのロングランとなったのですが、そうなると、また日本映画ばっかりになるので、「此処は洋画を並べたいよね」と、揃えたメニューがいぶし銀!



デヴィッド・クローネンバーグ監督&ヴィゴ・モーテンセンの『イースタン・プロミス』に、
P・T・アンダーソン監督&ダニエル・デイ=ルイスの『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』と、
更にロシアからは久々登場パーヴェル(「タクシー・ブルース」)ルンギン監督の『ラフマニノフ ある愛の調べ』も加え、男の波乱のドラマ3作品が並んで、グッとオトナの魅力満天のラインナップ。
可愛い蒼井優ちゃんもタジタジのデザインになってしまいました(汗)。
そんなワケで、また新しいフライヤー映画館やお店などで入手してくださいね。



Posted by エス at 00:00

『百万円と苦虫女』滋賀の“桃娘”ピンバッジ付前売は29日限り

2008年08月24日

京阪神でただいま大ヒット続映中の『百万円と苦虫女』が、いよいよ滋賀県にも登場します。
新聞広告などでは7月からずっと<今秋公開>と打ち出していましたが、東京から関西ほか全国的にも好調でクリーン・ヒットとなっていることから、少しでも早くということで夏休み最後の週末、8月30日(土曜)からのロードショーとなりました。
そんな訳で、ロードショー料金となる販売中の前売券は、1,500円。
滋賀会館シネマホールの通常の前売料金1,300円からは少し高いと思われるかもしれませんけど、コレには蒼井優ちゃんデザインによる非売品“桃娘”ピンバッジが付いてるってのがいいんです!



既に全国では7/18日に特典期日が終了しているワケで、今これが貰えるならば、高くはないと思いますよ。
って、早くもヤフオクで売ってるヤツがいるのは悲しいですが・・。

今回の『百万円と苦虫女』夏休み全国上映は、既に新春早くから決まっていて、1月の「人のセックスを笑うな」公開に併せて早々にティーザー・チラシが完成しており公開への気合いが入っていました。結局この時のデザインがほぼそのまま基本形で本公開デザインへ。



蒼井優ちゃんのイラスト・センスの良さから、映画の魅力も十分に伝わってくる感じがします。
監督のタナダユキさんとは昨年の5月に前作『赤い文化住宅の初子』の関西キャンペーンでご一緒させて頂き色々と映画のお話が聞けて楽しかったのですが、もうこの時点からこの作品が夏にクランクインすることが決まっていて、完成を楽しみにしてたんです、ワクワクッ!
タナダさんが気になりだしたのは、『タカダワタル的』の監督に20代の若い女性が抜擢された!というニュースからですが、彼女のその後の長編『月とチェリー』も相当に面白く、その監督としての資質はホンモノと確信した次第です。この後の作品にも是非ぜひ注目してくださいね!


Posted by エス at 00:00

京都みなみ会館だけ?『ギララの逆襲』指人形プレゼントが決定!

2008年08月22日

「いやあ、ギララって本当にいいもんですねえ。」なんて、マイク水野先生を追悼しつつ、お盆から京都上映を続けていたら「えっ?23日(土曜)から関西、西日本で上映しているのはもう京都みなみ会館のみなんですか!」とオドロいたワタクシ。
メイン劇場のシネリーブル梅田と広島の映画館が8/22日(金曜)までというコトで、今週上映が有るのがこちら京都のみだそうで、いやあ夏休み映画の命は儚くも短くで、逆襲は大ヒットにはならず残念無念なのであります。
ポ~ニョ、ポニョ!と、コドモたちがあちこちで合唱してくれる宮崎先生の新作『崖の上のポニョ』は、なんと公開5週間で100億円突破!の快進撃だそうで当初の心配は何処へやら、景気の良い事になっているようで、エライもんです。



さて、そんな独占上映状態とは云っても上映はあと夜一回だけで、8/28日(木曜)限り。
あと数回の上映しかありませんが、最後にギララのファンへもう一丁プレゼントなど出来ないかと考えまして、東京や北海道イベントなどでの限定グッズだった<ギララ指人形>を若干数量手配できましたので、今週最後のレイトショー上映のご入場者に差し上げることになりました。

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Posted by エス at 23:59

『ベン・ハー』『エデンの東』滋賀会館大ホール9月最終上映は?

2008年08月20日

先週から滋賀会館大ホールの最終上映番組の告知を一部始めましたが、今週開催の<優秀映画鑑賞会>が終わると、滋賀県の誇る名物大スクリーンでの上映は、残すところ9月の合計4日間のみ。
それでも、新旧の作品をあわせて約10タイトルほどの作品を上映する準備が出来ましたので、ぜひとも見に来ていただければと思っております。



◎ 9月13日(土曜)、<くるりDAY>
≪第1弾≫ くるりDAY [京都音楽博覧会]開催記念特集・夜から昼へ再上映!

8月の立命館大学映像学部共催による京都みなみ会館ナイト企画の好評を受け、
会場を滋賀県に移しデイタイムでのアンコール上映(2本立×2プロ)が実現。

[昼プロ]【 渡辺あや脚本の魅力・2本立 】
  『天然コケッコー』&『ジョゼと虎と魚たち』

[夕プロ]【 新世代カルトムービー・2本立 】
  『リアリズムの宿』&くるりセレクト作『パリの確率』
  
◎ 9月14日(日曜)
≪第2弾≫ 映画史上最高の超感動巨編を大スクリーンで! 
      『ベン・ハー』 主演:チャールトン・ヘストン(追悼)
 上映時間(1)10:00~(2)14:30~ 途中休憩あり



◎9月28日(日曜)
≪第3弾≫ 男たちよ、奮い立て!Let's Go!滋賀会館
  『ワイルド・バンチ オリジナル・ディレクターズ・カット版』ほか

◎9月30日(火曜) J・ディーン命日(追悼)ラストショー
≪最終弾≫ 悼んで、笑って、驚いた!~大スクリーンに愛をこめて~
  『エデンの東』、『幻の湖』ほか

と言うラインナップです。
「なんじゃあ、こりゃあ!?」とか思われるかもしれませんが。
また後半部分がはっきりとしてきましたら、お知らせいたします。


Posted by エス at 23:19

滋賀会館大ホールで市川雷蔵『ぼんち』から『また逢う日まで』?

2008年08月19日

< 昭和ニッポン映画帖  リアリズム 今井正×モダニズム 市川崑 >
 ☆ 8月22日(金)・23日(土)・24日(日) 滋賀会館大ホール ☆

溝口健二、黒沢明、など名匠の代表作を毎年お届けしてきた<優秀映画鑑賞会>特選上映。
2008年、大ホール上映最後となるこの夏は、近代日本の光と影を情感豊かなリアリズムで描いた今井正と、才気溢れる作風で日本映画の刷新を試み続けた市川崑。日本映画界を絶えずリードしてきたニ人の巨匠の代表作4作品を紹介いたします。



今回、上記宣伝フライヤーの評判が上々で、担当したRCSとしてはとっても嬉しいです。
シンプルにまとまってタイトル名と作家名がはっきり見やすくなっている分かり易さが良いのだと思いますが、何より当時の力量あるスチール・カメラマンによる入魂の宣伝写真が、1枚の写真にハッキリと作品の放つ空気感を切り取っていて“凄み”を感じます。
写真上の市川雷蔵と越路吹雪は、この1枚で見事に『ぼんち』を表現していますし、池辺良のオトコマエぶりと杉葉子の素足は戦後の新たな自由を謳う『青い山脈』そのものです。
そんなイケメン・スター中心のフライヤーになったお陰で、原節子や、『また逢う日まで』の久我美子ら主演女優陣が表紙に紹介出来なくなりましたが、裏面にはしっかりとアップのカットを入れておりますのでご安心を。
しかし、世代的には「また逢う日まで」と来れば、筒美京平×阿久悠コンビの大ヒット曲で、尾崎紀世彦!となる処、こちらは昭和25年のキネマ旬報ベストテン第1位に輝いた名作でありますのでお間違えのなきように。
しかし、「また逢う日まで」と云うコトバ、今の滋賀会館にはとっても堪えますね。

【今井正監督作品】

『青い山脈』&『続青い山脈』 *2本立て上映
1949年/藤本プロ=東宝/白黒/計172分
原作:石坂洋次郎 音楽:服部良一
出演:原節子/杉葉子/木暮実千代/池部良/伊豆肇

『また逢う日まで』
1950年/東宝/白黒/109分
脚本:水木洋子/八住利雄
出演:岡田英次/久我美子/滝沢修/杉村春子

【市川崑監督作品】

『野火』
1959年/大映/白黒/104分
脚本:和田夏十 原作:大岡昇平 音楽:芥川也寸志
出演:船越英二/滝沢修/ミッキー・カーチス/星ひかる/月田昌也/浜村純

『ぼんち』
1959年/大映/カラー/104分
脚本:市川崑/和田夏十 原作:山崎豊子
撮影:宮川一夫 音楽:芥川也寸志 美術:西岡善信
出演:市川雷蔵/京マチ子/若尾文子/草笛光子/越路吹雪/中村玉緒/山田五十鈴/中村鴈治郎



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Posted by エス at 23:59

原恵一監督、滋賀会館でエスパー魔美と河童のクゥと再会の夏休み

2008年08月19日

お盆休みの滋賀会館で行った、夏休みスペシャル上映<原恵一監督と夏休み>。
やはり宣伝期間が無かった事もあって、オトナとこどもがいっぱい、とは行きませんでしたけれど、滋賀や京都のみならず、全国各地から熱烈なファンが駆け付けてくれて、久々の大スクリーン上映に、監督とのトークショーは拍手も熱く大いに盛り上がりました!
そして原監督のご好意で、お客さん一人一人に握手も頂けた感激のサイン会まで、広い大ホールは入場者数などをものともしない感動と熱気に包まれました。
今回初めて『河童のクゥと夏休み』を見たと言うお客様も多く、名作と出会えた興奮と感動が、まさに会場を覆って監督への賛辞と感謝に溢れたのです。

こんな映画ファンが心をひとつに出来る映画鑑賞は、あらゆる種類の作品を一手に映すシネマコンプレックスではほぼあり得ない状況であり、そんな空気感も生み出せません。
なるほど、「この会館は、映画の作り手と観客がひとつになれる場所となりえるのだ」と言う事を改めてよく理解できました。
そして同時に、滋賀県民はそんな素晴らしい想いを集められる貴重な場所をひとつ、まさに失おうとしているのだと、悔しく感じました。
「びわ湖ホール」が出来た以上「滋賀会館」の役目は終わった言われるのも分かりますが、たとえ代替と言っても「びわ湖ホール」での映画上映は想定されていません。

京都でのナイト・イベントの際も、遠方から訪ねてくれるファンのパワーには感心しましたが、今回も名古屋、広島、そして東京と各地から大津・滋賀会館を目指し、はるばるとファンの方々が見に来てくれて感激です。
宿泊して2日がかりで参加の方も居られて、滋賀県観光に僅かながらでもしっかりと貢献している滋賀会館。
けれどもそんな貢献への“チャンスを生み出す芽”すら摘み取ってくれる県の行政案。見た目の支出が止まれば格好はつくでしょうが、そこで失うものは“こころ”だと思います。でもそのカタチが見えないために、今は気が付かないのでしょう。

20年ぶりの大スクリーン復活上映にお話も白熱!
『エスパー魔美 星空のダンシングドール』は“地味”じゃなくて、渋い!とお客様。
監督の原点は、デビュー作にこそ秘められる歴史を、またも証明してくれた秀作。



浅尾典彦さん、原監督、ミルクマン斉藤さん


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Posted by エス at 00:00

滋賀会館シネマホール、大ホールへ行こう!『ぐるりのこと。』他

2008年08月17日

ああ,あああっ・・・。かんばんの写真をアップするのを忘れていました。とほほ。

もうどんどんと上映が終わって行ってしまいましたが、『窯焚-KAMATAKI-』が地元映画としてクリーンヒットしてくれたお陰で、その後の上映作品にも滋賀の新しい映画ファンがまた新たに増えてくれました。
「感謝!!」



シネマホールの『パンダコパンダ』も人気いっぱい!そしてオトナの映画ファンに支持されている『ぐるりのこと。』。
沢山のお客様にお問い合わせを頂いていますので、こちらも9月中頃まで延長決定。
そうして、大ホール<新しい挑戦>は原恵一監督特集に続いて、
来週末8/22〜24日は、亡くなられた市川崑監督と今井正監督の特集4作品上映です。


Posted by エス at 11:07

みなみ会館はチェブラーシカ、おいしいコーヒーの真実、ギララ

2008年08月17日

初日の『チェブラーシカ』ミニ福袋プレゼント、お陰様で大阪同様に盛況となりました。
朝早くから多数のご来場を頂きましてどうもありがとうございました。
上映時間直前にはプレゼントを知らないお客様も多数ご来場頂いて、かなり混雑したため対応に追われ、皆さんに十分な説明が出来ず申し訳なかったです。しかし何よりプレゼント・パワーの凄さで、初回満席の次、後半3時の上映は客席半分に急減しておりました。
貰えなかった方は残念ですが、肝心の映画上映は始まったばかりですので、ぜひこれから9月上旬までの上映期間で映画本編をゆっくりとお楽しみ下さい。

そして、<お盆は『ゴッドファーザー』へ!>、の合い言葉でお知らせした、映画史上の名作上映もいよいよ後一週間。
重要なデジタル・リマスター版「パート1」の上映も、8/18(月)19(火)20(水)の夜一回上映のみですので、どうぞこの機会をお見逃し無く。



また、コーヒー好きなら必見!そして「フェア・トレードって何だ?」とよく分らないひとは更にヒッケン!の大切なドキュメンタリー『おいしいコーヒーの真実』と、小泉や安倍らしき政治家に扮したニュースペーパーのブラックなパロディが効いている『ギララの逆襲 洞爺湖サミット危機一発』も男性ファンに支えられて大人気です。
「ホントにコ・レ・で・1スクリーンだけ!?」 
「うそぉ!?」なんて東寺を観光にきた映画ファンの方々にツッコまれ苦笑いされているお盆興行であります。
皆さまに色々な映画の魅力をお届けする幅広いラインナップにひとつご期待下さい。


Posted by エス at 10:55

愈々8/16(土)原恵一監督が滋賀会館に来場!応援ヨロシク!

2008年08月16日

お盆休みの最後を飾る、そして夏休みのスペシャル・プレゼント!
テレビ・シリーズの「ドラえもん」や「エスパー魔美」を初め、劇場版『クレヨンしんちゃん』のシリーズで一躍脚光を浴びた、日本を代表するアニメーション監督。映画ファンなら絶対に会ってサインを頂いておきたい程の名匠、原恵一監督が、いよいよ今週末、大津京町・滋賀会館に来場されます。
オトナの大きなお友だちがいっぱい来てくれるのも嬉しいんですが、親子で、子どもたちで見に来てくれるのも大歓迎!
なので、こどもには是非ッ見て貰いたいので、2作品で500円!という破格の設定!



もう既に上映作品を何度かご覧の方も、監督からの貴重なお話しが聞けるこの機会に改めてスクリーンでご覧戴ければ嬉しい限り。
それに何と言っても、20年ぶりの映画館公開となるデビュー作『エスパー魔美 星空のダンシングドール』を大画面で見られるというチャンスはそうありません!
もう、各作品の面白さは保証付き!
何回見ても、その面白さは揺るぎません!
未だ今回の上映作品を見たコトが無いと言うあなた!
絶対に損はありませんから、ぜひぜひ駆けつけご来場の程!!


Posted by エス at 00:00

8/15日は『チェブラーシカ』梅田最終日!愈々16日京都公開

2008年08月14日

大人からこどもまで、その可愛いしぐさに誰もが幸せになる、大好評の『チェブラーシカ』。
いよいよ大阪ロードショーも8月15日(金曜)限り。
大阪の最終週は朝9時50分からのモーニングショー1回上映でしたが、お陰様でお盆休みに入ってからほぼ満席の盛況になっています。
この好調が、京都へも続いてくれますように(祈)!



初日の<チェブラーシカ“ミニ福袋”>プレゼントのスペシャル特典に続いて、
大阪、神戸で大人気だった“巨大チェブラーシカ”(写真)も、上映の終盤になりますが、京都みなみ会館へも来てくれることになりそうです。決まりましたら追って発表します。売店には素敵なチェブ・グッズも色々と取り揃えておりますので、劇場公開パンフレットと共にぜひお買い求め下さい。



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Posted by エス at 22:47

『靖国』『ぐるりのこと。』滋賀初公開!滋賀会館シネマホール

2008年08月13日

滋賀会館シネマホールが、涙ぐましい奮闘を見せている今週。
12日から公開が始まった『靖国』が、やはり断然の人気で、普段あまり映画を見に来られない感じのお客様が多く来場されています。でもこの水曜日、一番入った映画/上映回は何だったと思いますか?



なんと、レイトの『俺たちフィギュアスケーター』がトップ!
うっそみたいなホントのハナシ、低料金にした甲斐がありました~。
京都みなみ会館での場内大爆笑連発!の報告から、みんな滋賀もやるだろうと待ってて(涙)くれたんか~?
あとは有名な「シャトル大津店」が一押しの推薦作品にしてくれていることも影響ありかもね。
上映はいよいよ15日(木)夜19:50~一回限り!
大声で笑いまくって、少し感動も貰って、ストレス吹っ飛ばしてください!



滋賀県から余計なお荷物扱いとなっている滋賀会館だけに、これだけのお客様が足を運んで来てくれている現実から、「やる気があればまだ色々と活用出来る建物」だってコトはきっと証明できる筈。
市民の皆さんからもう少し評価を貰えれば、知事のスローガン「もったいない」の意味も、カネか?モノか?で判りやすくなるんですが。
とにかく閉鎖したところで、支出は止まれど、収入は無くなり、無人の場所に管理費用だけは要るんです。
でも、創意と工夫で営業を行えれば、先ず賑わいを生み出すことも可能で、支出を抑えることで収入の見込みを立てることも可能になる訳です。これまで営業なんか掛けなかった場所ですから、自ら動けば状況は変えられます。


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Posted by エス at 23:59