25日はフェリーニ『崖』『甘い生活』次は、大いなる嘘つき!

2008年05月24日

25(日)は「崖」「甘い生活」を! RCS会員の皆様は、大いなる嘘つき フェリーニはマストで!

いよいよ残りも限られて来た滋賀会館の一階大ホールの特別上映シリーズ。
ニーノ・ロータによる素晴らしい映画音楽と共に、永遠に心に残るひと時を。

〜大画面に愛をこめて〜 <フェリーニの世界>

世界映画史上の頂点と讃えられる巨匠フェデリコ・フェリーニ監督の没後15年を迎える今年。
その映画史上に残る代表作品より未だスクリーンでの上映が可能な4作品をアンコール上映します。
この貴重な機会にぜひ県内最大級の滋賀会館の大スクリーンで観る興奮の映画鑑賞を体験してください。

<第1弾> 5月25日(日)※1日限り特別上映

『甘い生活』1960年/173分/シネマスコープ
マストロヤンニ扮する三流新聞の記者と一緒にめぐるイタリア。冒頭からラストまで、永遠に残る美しさに陶酔。
カンヌ国際映画祭パルムドール最高賞受賞。
(1)12:20、(2)15:40

『崖』1955年/91分/スタンダード
代表作「道」の次に発表され、その陰に隠れているものの、やはり素晴らしい映像と音楽によって人生を見つめた佳作。
ケチな詐欺で日銭を稼ぐ男たち。長年悪事を重ねてきた初老の詐欺師の人生。
(1)10:00、(2)19:00

続く<第2弾>は 6月15日(日)※1日限り特別上映
『道』1954年、『魂のジュリエッタ』1965年を上映。
主演女優ジュリエッタ・マシーナの魅力溢れる2作品を上映します。

そして今回上映の4作品はいずれも音楽を名匠ニーノ・ロータが担当しています。
フェリーニの代表作はこの映画音楽界の大巨匠とのコラボレーションが素晴らしく、映画音楽の素晴らしさと大切さを我々映画ファンにしっかりと伝えてくれました。
ニーノ・ロータの美しい旋律の,その完璧さは「太陽がいっぱい」「ゴッドファーザー」など,他の代表作のタイトルを挙げただけでも直ぐにお分り頂けるでしょう。ですからそのサウンドトラックを、映画館のスクリーンでフィルムと共に体感して聴く事が出来るということは本当に素晴らしい興奮の時間なのです。
25日はフェリーニ『崖』『甘い生活』次は、大いなる嘘つき!

さて、そこで次回< RCSシネマファイルNo.61>の開催お知らせ!

なのですが、
そんな巨匠フェリーニのヒミツをグッと手繰れる作品を選びましたよ。
今回のタイトルはこの大ホール上映にあわせ、『フェリーニ 大いなる嘘つき』です。
(※“RCSシネマファイル”とは、RCSが独自にセレクトした作品に会員の方をご招待(又はご優待)でご鑑賞頂く特別上映会)
フェリーニの最晩年のインタビューを中心に、関係者の様々な証言を織り交ぜて構成されたドキュメンタリーで、2003年秋から監督没後10年に開催した【フェデリコ・フェリーニ映画祭】のメイン作品としてロードショーされた作品です。
1920年、イタリア・リミニに生まれたフェリーニは、「甘い生活」「8 1/2」をはじめ数々の名作を世に送り出し、ロベルト・ベニーニ主演作「ボイス・オブ・ムーン」を遺作として、1993年10月31日この世を去りました。
本作品は、フェリーニが亡くなる直前の91年から92年にかけて、延べ10時間にわたって行われたインタビューを基に、数々の関係者をめぐって、フェリーニの人となりと、その創作の秘密の一端を明らかにしていく秀作です。ぜひ続けてご覧ください!
開催日時:6月12日(木)〜16日(月)場所:京都みなみ会館
25日はフェリーニ『崖』『甘い生活』次は、大いなる嘘つき!


Posted by エス at 18:12