今週の映画は『ヤッターマン』か滋賀会館『12人の怒れる男』か

2009年03月06日

啓蟄に入って、いよいよ春へ。
明3月7日(土曜)からは、春休みの動員を目指した新作ファミリームービーの第1弾が続々とスタートします。
先ずは定番の最強安定シリーズ『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』に、人気シリーズ第4弾『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』などが登場。
しかし何と言っても今年の話題と本命は、日活が松竹と組んで社の命運を賭けた、実写映画化劇場版の『ヤッターマン』

今週の映画は『ヤッターマン』か滋賀会館『12人の怒れる男』か

なにしろ制作費にまさかの20億以上を投じた超大作!
2年前からの製作発表で、肝心の特撮をハリウッド発注。
主演にジャニーズ、嵐の櫻井翔を起用して女性層を捉えた上に、元旦には日本郵便とのタイアップで全家庭に桜井君からの映画PR年賀状を送る上手さを見せて、映画の認知度はすこぶる高い。
更に秘密のベールに包んで、内容を小出しにする戦略も手堅く。
特に注目の美女ドロンジョを演じる深田恭子のセクシーショット公開には。恐らく日本中の男性陣がときめいたハズ。
お父さんがコドモに「次の日曜は映画、ドラえもんも良いけど、ヤッターマンもおもしろそうやな、こっちも見てみよか?」と言う時は、昔のアニメが懐かしいと言うよりは深田恭子のドロンジョ様に逢いたい指数がきっと上回ってます。

そんな訳で劇場窓口の前売も絶好調と聞いております。
さあ果たして、どのような興行を展開するのか?
映画関係者も興味津々!!なんですが‥‥。
そんな春休みファミリー・シーズンだからこそ、オトナがグッと来る映画も別に上映が有る事が重要。

RCSでは、本日6日(金曜)から、深い感動を呼ぶ名作2本を公開します。

滋賀会館シネマホールではロシア映画から、
『12人の怒れる男』
*昨年のアカデミー外国語映画賞ノミネート作。
 名匠ニキータ・ミハルコフ監督がシドニー・ルメットの名作を新たな脚本で原題に甦らせる力作。

今週の映画は『ヤッターマン』か滋賀会館『12人の怒れる男』か

京都みなみ会館ではドイツ・トルコ映画から、
『そして、私たちは愛に帰る』
*カンヌ国際映画祭 最優秀脚本賞受賞
 「愛より強く」でベルリン国際映画祭金熊賞受賞に続き栄誉の若き巨匠ファティ・アキンが贈る感動作。
いずれも、是非スクリーンでじっくりと見ておきたい逸品です。



Posted by エス at 08:39