滋賀会館シネマホールでベルリン・フィルにレスリー・チャン連休

2009年05月02日

さあ5月、土曜からの5連休。
4月29日「昭和の日」があったとしても、月末平日を挟むと黄金週間といってもシゴトがいっぱいの皆さんが殆ど。
しかし今日から日祝日連続の5日間はまさにゴールデン・ウイーク!

海外へ、国内に、遠出をされる方が多いとは思います。
けれどもこの不景気ですから近郊、手近で楽しく過ごそうと言う方も多い筈。
そこでイチバンのお楽しみこそは、街ブラ散歩に映画鑑賞。
この「ゴールデン・ウイーク」言葉こそは、映画興行の世界が作り上げた言葉!
お盆とお正月以外に、映画館が大きく稼げる週間へと、昭和の映画全盛期に期待を込めて名付けられた言葉だったのです。

という訳で、お天気に恵まれたこのお休み。
びわ湖大津への散策と、大津京町/滋賀会館シネマホールへ!

特に今年の連休上映は、朝からバラばらエティでもお薦めズラリの豪快編成。
あらゆるタイプの映画をいっぱい楽しんでもらいたいスタッフの想い炸裂であります。

先ず朝イチ10時からは音楽を愛するすべての人へ贈る感動と衝撃の記録。
『ベルリン・フィル 最高のハーモニーを求めて』と『帝国オーケストラ』をEUから。
お昼からは、アカデミー賞脚本賞にノミネートされたアメリカ映画『ラースと、その彼女』
ユーモラスかつ丁寧に描き上げられた人間ドラマが魅力の最高に愛すべき作品です。
夜には、日本映画から異色の快作を連続で紹介。
『ノン子36歳(家事手伝い)』(5/3日迄)
『愛のむきだし』(5/6日より)

そして。訃報を受け取った2003年から毎年続けているこだわり企画。
《レスリー・チャン追悼上映》
いよいよ、上映出来る作品も無くなってきましたが、
今回は既に先月から発表していた『上海グランド』に、さらに2タイトル。

滋賀会館シネマホールでベルリン・フィルにレスリー・チャン連休

滋賀では上映した事が無かった『嵐の青春』と『キラーウルフ/白髪魔女伝』を加えて3本で特集にしました。
せっかく遠方からもファンの皆さんが来て戴けるという事もお聞きしていましたので,何か上映でお返しが出来ればと思った次第。

滋賀会館シネマホールでベルリン・フィルにレスリー・チャン連休

特に「嵐の青春」は設定に“連合赤軍”なんてキーワードもありましたから、
“連合赤軍”→“若松孝二”→“坂井真紀主演”→“ノン子36歳”
なんて、シネマホールのラインナップとの繋がりもまた面白いのですね。



Posted by エス at 13:09