レスリー・チャン『覇王別姫』滋賀会館で遂にニュープリント上映

2009年06月03日

滋賀会館シネマホールでは、なぜレスリー・チャン作品や、中華・アジア系の映画が多いのですか?

それは・・・
滋賀県からシネマホールが閉鎖され捨てられた2003年3月31日。
その翌日がレスリーが天国に旅立った4月1日。
この日から、甦りを信じて<上映復活願います!>活動が始まり、
皆さんの熱意で、いち早く6月4日にシネマホール復活再生を実現。
そこで最初の企画が<レスリー・チャン追悼>上映!
その第1弾上映こそが、『さらば、わが愛 覇王別姫』。

そして、なぜアジア映画が多いか?

遡って1995年。
滋賀会館シネマホール完成記念、プログラム。
開館第1弾上映が<パワフルなアジア映画特集>でした。
「月はどっちに出ている」、「息子の告発」、「風の丘を越えて~西便制」、「悲情城市」等に続けて、
トリで上映した映画が、『さらば、わが愛 覇王別姫』です。

長い時間が流れて色々な変化する中で、懲りずに上映を重ねてるRCSは、そんなに変わっていないんだと思います。

しかし上映プリントは変化し続け、日本公開から十数年使い続けたフィルム達は、さすがに痛みが激しく、再上映を断念していたところ。
今春、チェン・カイコー監督の新作『花の生涯』公開を機に、RCSが懲りずに上映を重ねてきた『さらば、わが愛 覇王別姫』も再映され、目出度くニュー・プリントされました。
滋賀会館シネマホールでは、6月23日(火曜)~上映!

レスリー・チャン『覇王別姫』滋賀会館で遂にニュープリント上映

ファンの方から美しいお花を頂きました。
人を想う心こそ大いなるチカラ。
どうもありがとうございます。



Posted by エス at 01:01