クリスマス愛の名作『ブラック・スネーク・モーン』24日限り!

2007年12月22日

クリスティーナ・リッチの体当たり女優魂に乾杯!
サミュエル・L・ジャクソンの猛特訓ブルース・ギターに感服!
イケメン・イメージも投げ打つジャスティン・ティンバーレークの潔さに感動!
クリスマス愛の名作『ブラック・スネーク・モーン』24日限り!
『ブラック・スネーク モーン』
   [PG-12]
  BLACK SNAKE MOAN

もうこれはブルース映画史上に残す一作としてのスタッフの意気込みがぜんぜん違う訳で、日本のへなちょこな映画は足下にも及びません。
愛と信仰と音楽についての闘いを描いた、これぞアメリカ映画!

昨年のポップ宝ベスト・ムービーに輝いた傑作『ハッスル&フロウ』の監督クレイグ・ブリューワーが単なるヒップホップ野郎じゃなくゴスペル染み渡る敬虔なクリスチャンだった事も分かる次第ですが、なるほど出身は南部はメンフィス!どうやら最近メンフィスが来・て・る・かも!?
連作でコンビを組む製作のジョン・シングルトンも最早ブラック・ムービー界のスピルバーグって感じで巨匠ですね。

但し鎖で繋がれたメイン・ビジュアルのイメージが強烈なので、それを単純にSM的に取ってしまうと着地点が違うので凡作にも思えるでしょうが、のっけからサン・ハウスの映像と名言、アベルとカインもモチーフに出してくれば、もうしがなき南部の悲哀がぐいぐいっと染み渡りっぱなし。
サミュエルの前の映画が『スネーク・フライト』だったりするのも余計にB級イメージを高めてくれますが、これぞこの数年の代表作になるでしょう。
ほとんどパンツ一枚ハダカ同然で全編を熱演するリッチのブレの無い確かな演技とプロポーション(何時あんなにスリムに?)!と、素敵な生歌一曲が聞けるだけでも映画ファンとしては最高の幸せ。

更にこの作品、パラマウント映画でUIP 映画配給ですが、なんとこの老舗映画会社がこの12月末で閉鎖解散!つまりこれが関西で配給する最後の映画になるようです。
14日の読売新聞発行[エピス]の広告には「さよなら、ありがとうUIP映画。これが最後のロードショー」の1行が入っています。(劇場ロビーチラシ置き場にあります)
墓ない、いや儚い人生よりも愛に包まれた人生を。
クリスマスの意味に対して、この秀作と『マリア』が同時に選ばれているRCSの、京都みなみ会館の番組は昔と変わんないですかね。
『狩人の夜』に『ドゥ・ザ・ライト・シング』の頃からを知ってる人には判るかも。

○上映は、12月24日まで! 夜18:15〜イブニングショー!
12月23日と24日は夜22:35〜クリスマス・追加レイトショー有りです!



Posted by エス at 16:10