河瀬直美監督8日京都で『七夜待』舞台挨拶!先着でマフィン進呈

2008年11月06日

昨年、『殯の森』でカンヌ国際映画祭グランプリを受賞した後に、初めてタイに渡って海外のスタッフと撮り上げた挑戦作『七夜待』がいよいよ今週土曜日から公開です。
あっ、「ななよまち」と読むんですよ。「ななよざむらい」とちがいますYO。

『七夜待』 2008年/日本/90分
監督・脚本:河瀬直美 
出演:長谷川京子、グレゴワール・コラン、村上淳(!)
共同脚本に、作家の狗飼恭子(「ストロベリー・ショートケイクス」)。
撮影は、ジャン=リュック・ゴダール作品でお馴染みのカロリーヌ・シャンプティエ。

タイで過ごした七つの夜、新しい自分に出会う物語。
30代を迎えた日本人女性がバンコクを訪れる。ホテルに向かうはずのタクシーが辿り着いたのは、うっそうと生い茂る緑が美しい森の中。そこでタイ人母子やフランス人青年と出会い、見知らぬ人々と七つの夜を過ごす。

長谷川京子さんが主演、ということから今では“出会って3ヶ月でご結婚!”の話題のきっかけ映画になってしまいましたが、。
ポルノグラフィティの新藤晴一さんとご結婚おめでとうです。

去年から「ハセキョーが単身タイの田舎に投げ込まれて悶絶する映画」とだけ聞いていましたが、いやはやホンマ、河瀨監督ならではの演出にかなり痛めつけられてました。さすがは体育会系監督。なんて書くと大げさですが、このモデル出身女優には叩き込み教育がぴったり!と決めた先生のアイデアは頑として揺るぎません。なにしろ喧嘩のシーンでは本当に叩かれてしまいます。前作の尾野真千子も容赦なく泣かされていましたが、今回も手抜きなし。役者にホントの涙を絞らせます。
更にビジュアルの良さと役柄からか、ブラも付けさせてもらえなかったようで、全編をタンクトップかTシャツ1枚の薄衣で熱演。
もうハセキョーの見事に福与かな胸が実にまぶしく、その綺麗なラインは男性陣ならずとも女性でも溜め息モノではないんでしょうか。
カメラを気にしない無防備さすら垣間見せてしまう河瀨流のドキュメンタリー・タッチがここで功を奏します。
この映画の観客も、ハセキョーと同じように異国に迷い、言葉も通じない不安の底から、次第に交流を深めて元気を取り戻していく喜びを、疑似的に体験させようとする即興演出ならではの力技。但しタイでの生活時間を共有するライブ感がある一方で、ハセキョーが何を考えて悩んで,此所に来ているのかが劇中でも分り辛いことは確か。「村上淳って結局なんだったの?」しかしそんな想いも監督が意図された上での編集なのでしょう。 

そんなこんなの『七夜待』。
今回は滋賀県での上映オファーはありませんでしたので、京都みなみ会館だけの公開となります。京都に来て下さい。
(あっ、但し京都府下では南の県境、ワーナーマイカル高の原さんでも上映中です)

11.8(土)15:30〜 『七夜待(ななよまち)』上映前に、河瀨直美 監督の舞台挨拶を行います。

河瀬直美監督8日京都で『七夜待』舞台挨拶!先着でマフィン進呈

ゲスト来館は初日2回目の上映です!
初日初回13:45は先着プレゼント有り!
奈良で大人気のNORIさん、中西典子さんが焼き上げた特製“「七夜待」マフィン”を無料で差し上げます

河瀬直美監督8日京都で『七夜待』舞台挨拶!先着でマフィン進呈

ななつのきれいがつまったマフィンが登場!
バターたっぷりのコクのあるマフィン生地にははちみつ、ブラウンシュガーで甘みを引き立たせヨーグルトを隠し味に練りこんだ爽やかな味わい。
バニラの香りが漂い、ラズベリーの甘酸っぱさと濃厚なキャラメルナッツの風味は、胸がキューンとくる癒し系マフィンです。
「七夜待マフィン」 定価は【大】350円 【中】250円 

も~これを貰えるだけでも、食いしん坊のワタクシは駆けつけてしまいますね。

*NORI* 中西典子さん プロフィール
1973年、京都生まれ京都育ち
1990年にアメリカに留学
その時にマフィンと出会いそれ以来バターの匂いが漂う焼き菓子のとりことなる。
27歳の時に飲食へ転身
京都のカフェへ勤めながら「食べ歩き」という1人フレンチから、B級グルメまで
ジャンルは問わず nori さん流スタイルで研究し、料理の幅を広げる。
現在は、マフィン作家、フ-ドプロデュ-サ-、料理研究家、食べ歩きライタ-として大活躍中!


そして更に翌9日は、ご入場先着限定で“シンハービール”(未成年を除く)とシンハー・ストラップをプレゼント致します!

なお、8日および9日の上映につきましては、各日朝9時より劇場窓口にて入場整理券を配布してますのでヨロシク~!!



Posted by エス at 23:59