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Posted by 滋賀咲くブログ at

『蟹工船』森雅之から中村優一まで、ファンも様々京都みなみ会館

2008年10月19日

京都みなみ会館では今週の金曜日まで、小林多喜二の原作が再びブームとなっている『蟹工船』の昭和28年に制作された劇場映画版を、怒涛の迫力で五臓六腑に染み渡る大スクリーンでお楽しみ頂こうと再上映を企画し、ただいま好評上映中!



2008年は原作者・小林多喜二の没後75年に当たり、新潮文庫発行の『蟹工船・党生活者』が古典としては異例の40万部に達したことが新聞に掲載され、10代後半から40代まで新しく幅広い読者に人気を博しています。様々な事件から非正規雇用の問題と、ワーキングプアの現実がよりいっそう厳しく圧し掛かる今だからこそ読んでおきたい、そして知っておきたいこの名作。映画も拳を握り締めるほどに見ておきたい力作です。
僅か29歳でその命を絶たれた小林多喜二の捉えた世界観が80年の後に、今日の若者の現状と通じるものになっているこの皮肉を、我々がどの様に受け止められるか。先ずは森雅之はじめ名優たちの熱い演技とともに映画をお楽しみください。

 ☆10/18日(土)〜24日(金) 朝10時〜モーニングショー上映
 ☆10/23日(木)&24日(金)のみ、夜7時〜を追加して朝夜2回上映
 <サービス料金> 当日のみ 1,000円均一(但しRCS会員は800円)

考えてみるとイケメン元祖・森雅之さんの格好良さって、今だと西島秀俊のような雰囲気でもありますね。
西島さんの映画もこの後『東南角部屋二階の女』『巻木栗ノ穴』と公開が続きますけれど,イケメンが出てくる映画と云えば、ちょうど『蟹工船』の前後にて上映中の新作映画で、同じく今週24(金)までの一週限定公開『僕らの方程式』という日本映画もお忘れなく。
高校を舞台にしたある一晩の事件に、イマドキ要素をギュッと詰め込んだ娯楽エンタテインメントなんですが、D-BOYSの中村優一主演作品!といって分る人も限られるでしょう。でもこれから彼らの出演作品が続々登場すると思いますので、先ずは覚えて頂くと嬉しいところ。中村優一は、テレビの『ごくせん』生徒役から『仮面ライダー電王』主演までこの2年程で人気上昇中のイケメンさんで、先月も主演映画『シャカリキ』が公開されたばかり。10代から同世代のファンが多い上に奥様ファンも多数。渡辺プロの逆襲はこのD-BOYSから始まるのか!?
http://www.d-boys.com/index.html
更にこの映画はミュージカル「テニスの王子様」で人気の相場弘樹、桐山蓮に、兼子舜、三浦涼介などなど1985年〜1989年生まれの次代を担うニュー・フェイスの大競演に女性たちはかなり心を揺さぶられそうです。まあそれでも真夜中に展開する誘拐事件騒動の解決を図る刑事が、柳沢慎吾!なもので、緊張より笑いに持っていかれるんですが。未だ無名ですが内田英治監督は、何と雑誌ライターから監督に転身した異色組。この後も新作が待機中です。
京都みなみ会館は、今週水曜でラストとなる『アフタースクール』の大泉洋、佐々木蔵之助、堺雅人のファン。韓国映画『後悔なんてしない』のイ・ハン、イ・ヨンフンのファンと合い乱れて,時ならぬオトコ祭となっております。(『ぐるりのこと。』はちょっと違いますけど、過去の代表作はモロですね)




Posted by エス at 13:35

岩澤侑生子さんは京都の女優 チェーホフ「桜の園」地点上演中

2008年10月19日

6月末に京都みなみ会館でプレミア上映したドキュメンタリー映画『色彩の記憶』(御法川修監督作品)の冒頭に、寺の縁側で庭を眺める女の子として登場していて、短いシーンながらも印象に残った女性が、写真の岩澤侑生子さん。



やはり素人の方ではなく、京都造形大学で学ばれて、林海象監督の「探偵事務所5」シリーズへの出演から、今回の劇団「地点」東京公演への出演まで、女優さんとしてのキャリアを着実に積み上げ中の期待のニュー・フェイスなのでした。「色彩の記憶」特別上映を見に来られた後も京都芸術センターで舞台「桜の園」の稽古があると云うコトで、そのポスターとともにご近所で記念撮影を。可愛いですね。
しかしそれから3ヶ月、気が付けばもういま,その東京で公演の真っ最中ですので、今ごろ紹介しても遅いのですがご報告を。もう毎度ながらすみません(汗)

<地点によるチェーホフ四大戯曲連続上演>シリーズ 初の東京公演
 「三人姉妹」/「桜の園」      
  原作:アントン・チェーホフ 翻訳:神西清
  演出: 三浦 基[桜の園] 安部聡子 石田大 岩澤侑生子 大庭裕介 小林洋平 谷弘恵

 10月19日(日) 15:00/19:30
 10月20日(月) 19:30
 10月21日(火) 19:30
 10月22日(水) 15:00

会場:吉祥寺シアター (武蔵野市吉祥寺本町1-33-22)
TEL 0422-22-0911 http://www.musashino-culture.or.jp
○JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」北口徒歩5分
チケット料金
     (日時指定・全席指定席)
     一般 前売・予約 3,500円/当日 4,000 円
     学生 前売・予約 2,500円/当日 3,000 円
主催:地点/財団法人武蔵野文化事業団
    協賛: 株式会社資生堂
    助成: 財団法人セゾン文化財団
平成20年度文化芸術振興費補助金(芸術創造活動重点支援事業)、EU・ジャパンフェスト日本委員会 、京都芸術センター制作支援事業

がんばれ、お気張りやす、岩澤侑生子さん!
と云う訳で、東京在住なんで見に行けるかも?と検討できる方はぜひぜひ吉祥寺シアターへお出かけ下さい。
今週は<東京国際映画祭>も始まっていますので,映画ファンにはそちらの方が気になって仕様がないところでしょうが、京都出身、京都造形大学卒業の女優さんも応援ヨロシク〜!


Posted by エス at 10:17