等身大?のケロロ軍曹とカンフーくん 今年の春休み映画って何が

2008年04月13日

先日、某映画会社にて。
オフィスの奥に通されたらなんとあの有名な二人?
「おおっ等身大!で、いいのかな?」と思いつつ・・
ついついシャッターを押してしまいましたであります。
「ケロロ軍曹」大好きっ子には、自分の脳裏に「のらくろ」軍曹や鉢巻軍曹にトンガリ軍曹などが過っている事はヒミツにして欲しいであります。
しかしカンフーくん,キャンペーンでテレビでまくってましたね。
吉本新喜劇にまで出ていてびっくり。でも、全然笑わない。むひょうじょう。子供にあんだけ働かせてええのかどうか。もの凄い宣伝に努めていたと思うけど、映画が入ったとは聞いていないし。
さて、今年の春休み映画って何があって、何が入ったんでしょうか?
等身大?のケロロ軍曹とカンフーくん 今年の春休み映画って何が

2008年春休み映画、その興行結果のおおよそ。
1位.「ライラの冒険/黄金の羅針盤」(松竹/GAGA)
2位.「映画ドラえもん のび太と緑の巨人伝」(東宝)
3位.「魔法にかけられて」(ディズニー)
4位.「ジャンパー」(20世紀フォックス)
5位.「映画 クロサギ」(東宝)
6位.「犬と私の10の約束」(松竹)

*1位から3位までが興行収入30億円前後で合わせて100億。
続く4位から6位までが興行収入15億円前後で合わせて50億。
単にランク順位だけを見てもあまり意味は無くて、重要なところは興行売上げの数字な訳ですが、どの作品も公開前の目標興行収入を下回っているのがヤバいですね。一作品だけで50〜80億を上げる大ヒット作がある時とはえらい違いです。

いちばん厳しい映画は、宣伝費だけで15億円近くを使ってると聞く「ライラの冒険/黄金の羅針盤」。
映画会社が貰う配給収入を興行収入の半分として計算しても、やはり興行収入50億円には届かせたかったところ。しかし逆にキャンペーンをやりすぎて作品に食傷気味となった人も多かったのでは?

逆に中で一番マシだったのは「魔法にかけられて」で、最近のディズニー(ピクサー作品除く)映画でもいちばん良い結果。作品の中身もブラックユーモアと自虐の応酬が適度に程よく、英国の名脇役ティモシー・スポールが「ハリポタ」ばりの活躍をみせれば、「イーストウィックの魔女たち」のスーザン・サランドンがまんま魔女になって出て来たりして、ディズニー好きだけに留まらず、映画ファンへのサービスも抜かりなし!見た目の可愛さとは違って、男性にもけっこうお薦めしたいです。

そんな春休みの映画興行ですが、最後4/5日に公開された『クローバーフィールド』も15億級のヒットだと言う事で、本当にどれも小粒な興行結果。また単館系では『実録・連合赤軍』が比較的好調とは聞くものの、どの作品とも割とシビアな結果に落ち着いている模様。
映画館へもっと観に来てもらえるよう、もういっちょう気張って行きます!


Posted by エス at 23:59