市川染五郎がユンナと共演した久々の新作主演映画が4月に公開!
2009年03月15日
今度のRCS宣伝協力作品は,何と市川染五郎さん主演作。
映画のタイトルは『今度の日曜日に』
以前に自主制作の映画宣伝を手掛けたご縁もある、けんもち聡監督の最新作。
しかも『阿修羅城の瞳』とかと違って、こんどはごくフツーのおじさんなんです!
じつに春の陽の暖かさが似合う、心が温まる作品なのです。

先ずは4月11日から、東京と大阪で公開決定!特典付き前売券発売開始しました!
映画のタイトルは『今度の日曜日に』
以前に自主制作の映画宣伝を手掛けたご縁もある、けんもち聡監督の最新作。
しかも『阿修羅城の瞳』とかと違って、こんどはごくフツーのおじさんなんです!
じつに春の陽の暖かさが似合う、心が温まる作品なのです。

先ずは4月11日から、東京と大阪で公開決定!特典付き前売券発売開始しました!
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エス
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16:52
応援ありがとう!なだぎ武『デメキング』は予想以上に好評でした
2009年03月15日
いやあ、土曜日ご来場の皆さまありがとうございました。
『デメキング』関西宣伝協力隊の報告であります。
なだぎ武さん、寺内康太郎監督は、東京に始まって新幹線で大阪から神戸、そして京都へと戻って、とッてもハードなスケジュールでしたが、何とか無事に各地での舞台挨拶を終える事が出来ました。
おつかれスケジュールの最後となった京都みなみ会館。
満席には至りませんでしたが、映画を見終わった後のお客様の暖かい拍手とリアクションがとっても良かったです。
いちばん大きな劇場だったにも関わらず、客席がすごく身近で暖かく感じて頂けて、「やっぱり京都のお客さんは違いますね」と云われたら、そりゃあもう嬉しかったですね。
相変わらずのエスにわか司会進行も緩んでしまって自分でもダメダメ感は否めませんでしたが、何卒ご容赦の程を。
なだぎ武さんが、自身のブログで京都みなみ会館での記念撮影をアップしてくれています(笑)
ザ・プラン9 なだぎ武のblog「オノマトペア」
吉本興業芸人 ザ・プラン9 なだぎ武の徒然日記。
とにかく原作を既に読んで映画を見に来てくれた人の数が10人以上もいてくれた事をお二人とも本当に喜んでくれてました。
また、この『デメキング』なる作品自体、この不可思議なる昭和ニッポンの原体験を認知しておくことで、その世界感と面白さ自体が相当変わってくると思います。「20世紀少年」の浦沢直樹さんが最高の漫画だとリスペクトを捧げる賛辞を出す程ですから、読んでから観て頂くのもお薦めしたいです。
さて、そんな『デメキング』はこれから2週間予定でシネ・リーブル梅田、そしてシネ・リーブル神戸で3月27日まで公開の後、4月1日(水)から京都みなみ会館でロードショー上映を致します。
とにかく映画の情報発信が年始からで、あまりメディアに取り上げられていない現状です。
なだぎ武さんのファンはもちろん、漫画ファンから映画ファンへ。昭和と怪獣映画への憧憬を持つ皆さまへ。
ぜひこの映画『デメキング』の情報を拡げて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

(大阪での舞台挨拶&トークより)

(寺内監督は大阪芸大で山下監督との同期です!)
いろいろと他では聞けないお話が聞けて(藤岡弘、も突然登場してくれて)たいへん素晴らしかったです。
こうしたゲストタイムは、この後も出来る限り設けたいものですが、皆さんもチェックして映画いっぱい観に来てくださいね。
『デメキング』関西宣伝協力隊の報告であります。
なだぎ武さん、寺内康太郎監督は、東京に始まって新幹線で大阪から神戸、そして京都へと戻って、とッてもハードなスケジュールでしたが、何とか無事に各地での舞台挨拶を終える事が出来ました。
おつかれスケジュールの最後となった京都みなみ会館。
満席には至りませんでしたが、映画を見終わった後のお客様の暖かい拍手とリアクションがとっても良かったです。
いちばん大きな劇場だったにも関わらず、客席がすごく身近で暖かく感じて頂けて、「やっぱり京都のお客さんは違いますね」と云われたら、そりゃあもう嬉しかったですね。
相変わらずのエスにわか司会進行も緩んでしまって自分でもダメダメ感は否めませんでしたが、何卒ご容赦の程を。
なだぎ武さんが、自身のブログで京都みなみ会館での記念撮影をアップしてくれています(笑)
ザ・プラン9 なだぎ武のblog「オノマトペア」
吉本興業芸人 ザ・プラン9 なだぎ武の徒然日記。
とにかく原作を既に読んで映画を見に来てくれた人の数が10人以上もいてくれた事をお二人とも本当に喜んでくれてました。
また、この『デメキング』なる作品自体、この不可思議なる昭和ニッポンの原体験を認知しておくことで、その世界感と面白さ自体が相当変わってくると思います。「20世紀少年」の浦沢直樹さんが最高の漫画だとリスペクトを捧げる賛辞を出す程ですから、読んでから観て頂くのもお薦めしたいです。
さて、そんな『デメキング』はこれから2週間予定でシネ・リーブル梅田、そしてシネ・リーブル神戸で3月27日まで公開の後、4月1日(水)から京都みなみ会館でロードショー上映を致します。
とにかく映画の情報発信が年始からで、あまりメディアに取り上げられていない現状です。
なだぎ武さんのファンはもちろん、漫画ファンから映画ファンへ。昭和と怪獣映画への憧憬を持つ皆さまへ。
ぜひこの映画『デメキング』の情報を拡げて頂ければ幸いです。よろしくお願いします。

(大阪での舞台挨拶&トークより)

(寺内監督は大阪芸大で山下監督との同期です!)
いろいろと他では聞けないお話が聞けて(藤岡弘、も突然登場してくれて)たいへん素晴らしかったです。
こうしたゲストタイムは、この後も出来る限り設けたいものですが、皆さんもチェックして映画いっぱい観に来てくださいね。
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エス
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16:34
本日土曜20時〜なだぎ武さん来館!京都みなみ会館へ急げ!
2009年03月14日
当日も入れますんで、駆けつけ応援もよろしく!
舞台挨拶は21:45〜22:00過ぎで予定していますので、なだぎさんだけでも見に行こう!って思ってくれたらぜひぜひ京都みなみ会館へ来て下さい!
てな訳で、新作映画『デメキング』の認知が殆どない状況での上映スタートってのは、東京併せとは言えあまりにもツラいんですね。
いやはや。

今月もさまざまな映画を用意していますので、どうぞよろしくお願いしますっ!
舞台挨拶は21:45〜22:00過ぎで予定していますので、なだぎさんだけでも見に行こう!って思ってくれたらぜひぜひ京都みなみ会館へ来て下さい!
てな訳で、新作映画『デメキング』の認知が殆どない状況での上映スタートってのは、東京併せとは言えあまりにもツラいんですね。
いやはや。

今月もさまざまな映画を用意していますので、どうぞよろしくお願いしますっ!
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エス
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15:08
14土曜夜なだぎ武さん京都みなみ会館来場!当日券もあり!
2009年03月13日
3/14日の夜に、プラン9のなだぎ武さんをゲストとしてお招きしますが、やはり主演の新作映画『デメキング』の認知があまりにも出ていない状況で、正直なところシビアな状況ッス。
いま,京都みなみ会館では彼から劇場に頂いた映画出演のコメントを休憩時に上映していますが、昔この映画館へよく見に来ていたという事を語って頂いております。嬉しい限りです。
『エドウッド』をロードショーした1995年冬。そしてエドウッド特集で『プラン9・フロム・アウタースペース』もその時にレイトショーした映画館ですから。
いやはや、もう土曜の夜、ぜひともなだぎ武さんの応援に駆けつけ観に来てください。
当日券は高いかも知れませんが、どうかよろしくお願い致します!
そして、残すところ遅い時間しか上映出来ないのが申し訳ないのですが若松孝二監督の傑作『実録・連合赤軍』も13日レイトと、14日のミッドレイトのみ。

イベント追加で土曜が深夜終了になっているのですみませんが何卒ご注意下さい。
また前のブログにも色々書いた通り、絢爛豪華な京都映画『利休』も月曜まで。
ぜひとも日本映画の凄みを、大きなスクリーンで体感してください。
いま,京都みなみ会館では彼から劇場に頂いた映画出演のコメントを休憩時に上映していますが、昔この映画館へよく見に来ていたという事を語って頂いております。嬉しい限りです。
『エドウッド』をロードショーした1995年冬。そしてエドウッド特集で『プラン9・フロム・アウタースペース』もその時にレイトショーした映画館ですから。
いやはや、もう土曜の夜、ぜひともなだぎ武さんの応援に駆けつけ観に来てください。
当日券は高いかも知れませんが、どうかよろしくお願い致します!
そして、残すところ遅い時間しか上映出来ないのが申し訳ないのですが若松孝二監督の傑作『実録・連合赤軍』も13日レイトと、14日のミッドレイトのみ。

イベント追加で土曜が深夜終了になっているのですみませんが何卒ご注意下さい。
また前のブログにも色々書いた通り、絢爛豪華な京都映画『利休』も月曜まで。
ぜひとも日本映画の凄みを、大きなスクリーンで体感してください。
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エス
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11:29
3月の特選『キャラメル』『愛のむきだし』に続く『ポチの告白』
2009年03月12日
いやあ、『ヤッターマン』が大ヒット!
興行収入30億以上50億の可能性も!だそうです。
と言っても、平日になったら急ブレーキを踏んづけたような成績に下がってしまうファミリー・ムービー。
いまは本当に映画興行が厳しい状況です。
それにしても、いつも首位デビューだった『ドラえもん』シリーズが2位に甘んじたのは天下の東宝にも痛いところ。
前年対比で75%程だそうで、やっぱりコドモの人気は変わらずも、連れてゆくオトナたちにはあの“声”の違和感が拭えないところも影響はありそうですが・・。
さて、そんなメジャー大作は、さておきミニシアター系の話題作はこちら。
京都みなみ会館で、次週からロードショー公開されるオススメ傑作は、この2本。
すでにベタ惚れ大絶賛の集まる超巨編『愛のむきだし』に、
愛の素晴らしさが詰まった秀作が、まさかベイルートからやってくるとは!
と、驚きと感動いっぱいの映画『キャラメル』。

そして4月は、警察バンザイ!の『ポチの告白』が登場です。
“警察”と言えば“おまわりさん”。
“おまわりさん”と言えば“犬”。
“犬”の名前で定番と言えば“ポチ”。
その“ポチ”から皆さんに告白したいコトがあるようです。
驚かないで下さい、って言っても無理な話ですので、ぜひ映画を見に来て一緒に仰け反って下さい。
写真は、大阪の映画館で販売していた前売券のショーケースから。
興行収入30億以上50億の可能性も!だそうです。
と言っても、平日になったら急ブレーキを踏んづけたような成績に下がってしまうファミリー・ムービー。
いまは本当に映画興行が厳しい状況です。
それにしても、いつも首位デビューだった『ドラえもん』シリーズが2位に甘んじたのは天下の東宝にも痛いところ。
前年対比で75%程だそうで、やっぱりコドモの人気は変わらずも、連れてゆくオトナたちにはあの“声”の違和感が拭えないところも影響はありそうですが・・。
さて、そんなメジャー大作は、さておきミニシアター系の話題作はこちら。
京都みなみ会館で、次週からロードショー公開されるオススメ傑作は、この2本。
すでにベタ惚れ大絶賛の集まる超巨編『愛のむきだし』に、
愛の素晴らしさが詰まった秀作が、まさかベイルートからやってくるとは!
と、驚きと感動いっぱいの映画『キャラメル』。

そして4月は、警察バンザイ!の『ポチの告白』が登場です。
“警察”と言えば“おまわりさん”。
“おまわりさん”と言えば“犬”。
“犬”の名前で定番と言えば“ポチ”。
その“ポチ”から皆さんに告白したいコトがあるようです。
驚かないで下さい、って言っても無理な話ですので、ぜひ映画を見に来て一緒に仰け反って下さい。
写真は、大阪の映画館で販売していた前売券のショーケースから。
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エス
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23:58
RCS京都みなみ会館3月号は愛のむきだし、利休、銭ゲバ他満載
2009年03月11日

今月のRCS Movie line-up vol.124 表紙作品は!?
AAA(トリプルエー)の西島隆弘と、
元アイドル・グループ Folder(フォルダー)の満島ひかりが凄い!
(ポンポ、ポンポ、ポンキッキーズで歌って踊ってた女の子がひと肌脱いで大活躍!二人とも圧倒的演技で新人賞の最有力!)
京都みなみ会館の春休み特別興行(長編2本分一挙上映!)ですのでお楽しみに。
さて、もう絶対観にきてくださいね〜!と昨年末から言い続けて来た2大作。
もう、見・て・くれましたかー!!!
『シェルブールの雨傘 デジタルリマスター版』&『ロシュフォールの恋人たち デジタルリマスター版』
<ドゥミ×ルグラン=ミュージカル女優ドヌーヴ>も、残すところあと10日間限り!(3/20日まで)
3/21日深夜は、<ミシェル・ルグラン・ナイト>も企画して、京都未公開の『DISCO ディスコ』も上映決定!
またアンコールで上映している昨年度のベストシネマ・シリーズも今週まで。
『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』が、3/12(木)13(金)レイト&14(土)ミッド・レイトで。
もはや今晩、3/11(水)夜20:45〜1回限りの『グーグーだって猫である』も1000円均一で駆けつけお見逃し無く!
今週のロードショー目玉は、2007年カンヌ国際映画祭・最優秀脚本賞受賞作品の『そして、私たちは愛に帰る』に、
来週はこれまた男女ともにグッと泣かせる秀作『キャラメル』とヨーロッパ映画がオモシロい。
そして、「映画の秘宝・再発見キャラバン!」第2弾は絢爛豪華なり!これぞ京都で製作された第一級の大作『利休』。
さらに第3弾は,テレビ・ドラマ化で初めて知ったあなたに贈るジョージ秋山原作初の映画化、東宝版の『銭ゲバ』。
そして淀川長治氏の生誕100年記念メモリアルまで、その他色々、今回も多種多彩ですよ。

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エス
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12:07
ブルートレインも映画も「夢」の象徴。はやぶさ富士ラストラン!
2009年03月11日
いつもながらの残業午前さま帰り道。
毎週駅近くですれ違う青い列車があります。
今週末で廃止されてしまうブルートレイン、寝台特急「はやぶさ富士」です。

少し前までは、早い帰り道に「あかつき」や「彗星」を見送ったり。
また東京行き上りでは帰りの電車と「あさかぜ」が並走するので寝台のお客と目が合ったり。
京都駅の電車待ちで山陰本線から電気機関車へ交代する0-1番線の寝台特急「出雲」の長閑さ。
毎年の様に“さようなら”を繰り返して、いよいよもう後は無い。
北陸へ向かう「日本海」を残すのみ。
深夜に駅に向かって、思わず旅立てるような夜行列車はもう無い。
鉄道ファンが増えて、今年もまた昨年のラストラン、寝台急行「銀河」の異常なフィーバーがまたあるのでしょう。
さよならだ、無くなるのだ、というと、ようやくみんながワッと飛びつく。
今回も、東海道本線周辺は「はやぶさ富士」の最後を見ようとラスト・マニアがいっぱい。
記録したい人はいても、“本気で”で残したいと努力する人なんていないかも。
「これだけ人気あって、普段から皆が利用してくれれば無くならんのに。」
鉄道職員が苦笑する。
昔は役に立ちました。今は新しい方がいい。
これは、我らが映画館の状況と同じですね。
最新設備で多スクリーンのシネマ・コンプレックスが主流の状況では、単独スクリーンで運営する旧来の映画館運営は難しい。
もちろん古くなれば整備は必要。でもまだまだ十分に活躍出来る車両、そして映画館たち。
愛されていても、経済市場の消費の中に消される運命なのか。
いや、例えば広島電鉄で未だに現役で活躍している京都市電の勇姿を見れば、京都市がどれだけ愚かだったかは直ぐに分る。
SLから市電まで、長く大事に使って行くなら、こんどはいぶし銀の価値が付いてくる。
寺院だけでなく近代建築でも、いま確かな評価を与えて行く意思が有れば、京都の観光はもっと価値を増していたでしょう。
日本に現存する最古参の県民会館・滋賀会館、そして滋賀会館シネマホールにも最後まで残ったものへの価値は有る筈です。
3月末には現存する京都の70mm大劇場「東宝公楽」(最後まで専用ホームページ作らなかった東宝!)も閉館が決まり、いよいよ京都みなみ会館にも“絶滅危惧種”のピンチは迫ります。
今も多くの皆さんに愛して頂いておりますが、それでも残していくには、更に多くのお客様のご利用が無ければ維持出来ません。
便利さ手軽さの前に、旧来の映画館の持つアナログ系の味を消す必要まではないと考えますし、その味も楽しめる多様性も持てる事こそが“豊か”であるのではないでしょうか。
とにかく、残すためのさまざまな努力をしておりますが、ご来場応援を頂きたい。
“ありがとうブルートレイン”なんてエガヲは作れない今回、さすがに切実ですね。
続きを読む
毎週駅近くですれ違う青い列車があります。
今週末で廃止されてしまうブルートレイン、寝台特急「はやぶさ富士」です。

少し前までは、早い帰り道に「あかつき」や「彗星」を見送ったり。
また東京行き上りでは帰りの電車と「あさかぜ」が並走するので寝台のお客と目が合ったり。
京都駅の電車待ちで山陰本線から電気機関車へ交代する0-1番線の寝台特急「出雲」の長閑さ。
毎年の様に“さようなら”を繰り返して、いよいよもう後は無い。
北陸へ向かう「日本海」を残すのみ。
深夜に駅に向かって、思わず旅立てるような夜行列車はもう無い。
鉄道ファンが増えて、今年もまた昨年のラストラン、寝台急行「銀河」の異常なフィーバーがまたあるのでしょう。
さよならだ、無くなるのだ、というと、ようやくみんながワッと飛びつく。
今回も、東海道本線周辺は「はやぶさ富士」の最後を見ようとラスト・マニアがいっぱい。
記録したい人はいても、“本気で”で残したいと努力する人なんていないかも。
「これだけ人気あって、普段から皆が利用してくれれば無くならんのに。」
鉄道職員が苦笑する。
昔は役に立ちました。今は新しい方がいい。
これは、我らが映画館の状況と同じですね。
最新設備で多スクリーンのシネマ・コンプレックスが主流の状況では、単独スクリーンで運営する旧来の映画館運営は難しい。
もちろん古くなれば整備は必要。でもまだまだ十分に活躍出来る車両、そして映画館たち。
愛されていても、経済市場の消費の中に消される運命なのか。
いや、例えば広島電鉄で未だに現役で活躍している京都市電の勇姿を見れば、京都市がどれだけ愚かだったかは直ぐに分る。
SLから市電まで、長く大事に使って行くなら、こんどはいぶし銀の価値が付いてくる。
寺院だけでなく近代建築でも、いま確かな評価を与えて行く意思が有れば、京都の観光はもっと価値を増していたでしょう。
日本に現存する最古参の県民会館・滋賀会館、そして滋賀会館シネマホールにも最後まで残ったものへの価値は有る筈です。
3月末には現存する京都の70mm大劇場「東宝公楽」(最後まで専用ホームページ作らなかった東宝!)も閉館が決まり、いよいよ京都みなみ会館にも“絶滅危惧種”のピンチは迫ります。
今も多くの皆さんに愛して頂いておりますが、それでも残していくには、更に多くのお客様のご利用が無ければ維持出来ません。
便利さ手軽さの前に、旧来の映画館の持つアナログ系の味を消す必要まではないと考えますし、その味も楽しめる多様性も持てる事こそが“豊か”であるのではないでしょうか。
とにかく、残すためのさまざまな努力をしておりますが、ご来場応援を頂きたい。
“ありがとうブルートレイン”なんてエガヲは作れない今回、さすがに切実ですね。
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11:05
ドコモの京都限定広告もナイスですが吊革との対称もお見事ですよ
2009年03月11日
本日から16日まで絢爛豪華な映画の醍醐味『利休』を再上映!
2009年03月10日
映画藝術として、娯楽映画として、これだけ贅沢なる作品を、もはや日本映画は作れないかもしれない。
そんな意味で、昭和最後の年に作られて平成元年に公開されたこの作品は、まさにその象徴とも言えます。
大好きな『黒蜥蜴』に続いてお見せする日本映画の至宝は、和のアーティストが結集した美の饗宴です。

【 映画の秘宝・再発見キャラバン!第2弾 】
本10日(火曜)から16(月曜)まで、京都みなみ会館で1週間だけの限定上映!
毎年3月の「利休忌」にあわせ、京都ならではの特別アンコール公開です!
美はゆるがない。
『 利 休 』
監督&脚本:勅使河原宏
脚本:赤瀬川原平
撮影:森田富士郎
美術:西岡善信、重田重盛
音楽:武満徹
衣装デザイン:ワダエミ
主演:三國連太郎(千利休)/ 山崎努(豊臣秀吉)
共演:三田佳子 (りき)
松本幸四郎 (織田信長)
中村吉右衛門(徳川家康)
田村亮 (大納言秀長)
岸田今日子 (北政所)
北林谷栄 (大政所)
山口小夜子 (茶々)
藤田芳子 (お亀)
井川比佐志 (山上宗二)
坂東八十助 (石田三成)
中村橋之助 (細川忠興)
財津一郎 (古渓和尚)
観世栄夫 (鳥飼彌兵衛)
江波杏子 (ちか)
更にゲスト出演者も多彩!!
日本を代表する抽象画家の元永定正(長谷川等伯)、
独創的な彫刻から絵画や版画、詩、評論まで現代美術家の故・飯田善國(玄白)、
日本画から油彩画へ、戦後の日本を代表する抽象画家の堂本尚郎(正親町天皇)、
茶道史や寛永文化研究を主とし国立民族学博物館名誉教授の熊倉功夫(誠仁親王)、
舞踊家で蜷川幸雄さんの作品や宝塚歌劇団の振付も手がける花柳錦之輔(高山右近)、
日本映画を世界に紹介する役割を長年果たした評論家ドナルド・リチー(コエリュ)。
もうなんだかとってもスゴい面子が映画に出てきます。
今やこれだけの人々が、ひとつの映画に集うってコトがあり得ないのではないか。勅使河原宏が監督だからこそ成し得た奇跡の映画。
また岸田今日子さん、山口小夜子さんと、お亡くなりになった愛すべきスターたちへの追悼の意味も込めてお届け致します。
《京都みなみ会館/上映スケジュール》
3/10(火)&11(水)=朝10:00
3/12(木)&13(金)・14(土)= 17:30
3/15(日)・16(月)=10:20
また、次回第3弾のキャラバンは、『銭ゲバ』です。
いや、松山ケンイチ君の人気ドラマじゃなくて、連載当時に制作された唐十郎主演の東宝版なんです!これもまたスゴい。
そんな意味で、昭和最後の年に作られて平成元年に公開されたこの作品は、まさにその象徴とも言えます。
大好きな『黒蜥蜴』に続いてお見せする日本映画の至宝は、和のアーティストが結集した美の饗宴です。

【 映画の秘宝・再発見キャラバン!第2弾 】
本10日(火曜)から16(月曜)まで、京都みなみ会館で1週間だけの限定上映!
毎年3月の「利休忌」にあわせ、京都ならではの特別アンコール公開です!
美はゆるがない。
『 利 休 』
監督&脚本:勅使河原宏
脚本:赤瀬川原平
撮影:森田富士郎
美術:西岡善信、重田重盛
音楽:武満徹
衣装デザイン:ワダエミ
主演:三國連太郎(千利休)/ 山崎努(豊臣秀吉)
共演:三田佳子 (りき)
松本幸四郎 (織田信長)
中村吉右衛門(徳川家康)
田村亮 (大納言秀長)
岸田今日子 (北政所)
北林谷栄 (大政所)
山口小夜子 (茶々)
藤田芳子 (お亀)
井川比佐志 (山上宗二)
坂東八十助 (石田三成)
中村橋之助 (細川忠興)
財津一郎 (古渓和尚)
観世栄夫 (鳥飼彌兵衛)
江波杏子 (ちか)
更にゲスト出演者も多彩!!
日本を代表する抽象画家の元永定正(長谷川等伯)、
独創的な彫刻から絵画や版画、詩、評論まで現代美術家の故・飯田善國(玄白)、
日本画から油彩画へ、戦後の日本を代表する抽象画家の堂本尚郎(正親町天皇)、
茶道史や寛永文化研究を主とし国立民族学博物館名誉教授の熊倉功夫(誠仁親王)、
舞踊家で蜷川幸雄さんの作品や宝塚歌劇団の振付も手がける花柳錦之輔(高山右近)、
日本映画を世界に紹介する役割を長年果たした評論家ドナルド・リチー(コエリュ)。
もうなんだかとってもスゴい面子が映画に出てきます。
今やこれだけの人々が、ひとつの映画に集うってコトがあり得ないのではないか。勅使河原宏が監督だからこそ成し得た奇跡の映画。
また岸田今日子さん、山口小夜子さんと、お亡くなりになった愛すべきスターたちへの追悼の意味も込めてお届け致します。
《京都みなみ会館/上映スケジュール》
3/10(火)&11(水)=朝10:00
3/12(木)&13(金)・14(土)= 17:30
3/15(日)・16(月)=10:20
また、次回第3弾のキャラバンは、『銭ゲバ』です。
いや、松山ケンイチ君の人気ドラマじゃなくて、連載当時に制作された唐十郎主演の東宝版なんです!これもまたスゴい。
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06:54
3月14日びわ湖開き!京都滋賀の景気と映画にも春を招きたい!
2009年03月10日
もう三月も1/3が終了する訳ですから、冬も終わり、ってハズなのに景気の冷え込みは更に厳しく。
なんとかこの凍てついた状況から脱却したいワケで、いろいろと力を合わせて行ければ良いのですが、今週末の第二土曜日は滋賀県に春の訪れを告げる<第54回びわ湖開き>です。
去年RCSの掲示板で紹介してダメ出しをしたからって訳でも無いでしょうが、今回はちゃんと主役女優が大役を努めてくれるようで、「だんだん」の主役、三倉茉奈と三倉佳奈がしっかりとゲストになっています。

つまり「びわ湖開き」では毎年のお約束で、その年の「連続テレビ小説」主演者がセレモニーで大きな黄金のカギを知事と一緒に湖に投げいれる儀式を行う習慣が有るんですが、去年の貫地谷しほり不在「ちりとてちん」の様な事は無さそうで安心。(詳細は下記、続きを読む追記欄を参照)
それにしても、びわ湖大津観光協会は去年から「秋の大津」ポスターに「冬の大津」ポスター(下記参照)と、何だかあんまり集客目的の定まらない漠然としたイメージポスターなぞを作っておいて、このびわ湖観光のシーズン開幕を飾る有名ゲストを呼んでいる恒例行事をもっと宣伝しないのか?
紅葉も冬景色も、どの府県に行ったって大した差異はないけど、「びわ湖開き」のPRこそ近畿圏にとっても特別でアピールし易く集客も取れる観光資源としての祭事だと思います。まあ、京阪グループだけの宣伝をする訳には行かないのでしょうが、何か上手く連動して欲しいところ。


まあ、絵が綺麗な事にはキレイのですが、そこへ行きたくなる、というエネルギーを感じるモノにはなってない感じ。
大津観光協会さんも頑張ってはいるのでしょうが、これでは観光客数もアップさせ難くなので、今春はイメージを変えて欲しいところ。
なんて、そんなこんなの色々が反面教師となって、こちらも宣伝の勉強になるわけですが。
続きを読む
なんとかこの凍てついた状況から脱却したいワケで、いろいろと力を合わせて行ければ良いのですが、今週末の第二土曜日は滋賀県に春の訪れを告げる<第54回びわ湖開き>です。
去年RCSの掲示板で紹介してダメ出しをしたからって訳でも無いでしょうが、今回はちゃんと主役女優が大役を努めてくれるようで、「だんだん」の主役、三倉茉奈と三倉佳奈がしっかりとゲストになっています。

つまり「びわ湖開き」では毎年のお約束で、その年の「連続テレビ小説」主演者がセレモニーで大きな黄金のカギを知事と一緒に湖に投げいれる儀式を行う習慣が有るんですが、去年の貫地谷しほり不在「ちりとてちん」の様な事は無さそうで安心。(詳細は下記、続きを読む追記欄を参照)
それにしても、びわ湖大津観光協会は去年から「秋の大津」ポスターに「冬の大津」ポスター(下記参照)と、何だかあんまり集客目的の定まらない漠然としたイメージポスターなぞを作っておいて、このびわ湖観光のシーズン開幕を飾る有名ゲストを呼んでいる恒例行事をもっと宣伝しないのか?
紅葉も冬景色も、どの府県に行ったって大した差異はないけど、「びわ湖開き」のPRこそ近畿圏にとっても特別でアピールし易く集客も取れる観光資源としての祭事だと思います。まあ、京阪グループだけの宣伝をする訳には行かないのでしょうが、何か上手く連動して欲しいところ。


まあ、絵が綺麗な事にはキレイのですが、そこへ行きたくなる、というエネルギーを感じるモノにはなってない感じ。
大津観光協会さんも頑張ってはいるのでしょうが、これでは観光客数もアップさせ難くなので、今春はイメージを変えて欲しいところ。
なんて、そんなこんなの色々が反面教師となって、こちらも宣伝の勉強になるわけですが。
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エス
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06:31
なだぎ武さん来館『デメキング』3月14日(土)京都みなみ会館
2009年03月09日
ディラン・マッケイがやってくる!?
いやいや、その友人?のなだぎ武さんが京都みなみ会館に来てくれる事になったんです!
「プラン9」の時からのファンも、「スミス夫人」の時からのファンも、こんな機会が来るとは夢にも思わなかったでしょう。
でも彼のコンビやチーム名が、全て映画タイトルがベースである事は、映画ファンならお気づきですよね。
根っからの映画ファンである、なだぎ武さん。
実は、彼も京都みなみ会館の昔からのお客様だったんです!
そこで今回、超ものすごいお忙しさの中、『デメキング』公開初日に併せて何とか京都にも立ち寄って頂ける事になったんです。
まあ、急きょ決定でスケジュール編成が変わってしまう要因となった訳ですが、半日で京阪神3劇場を駆け巡ってもらう事になった次第。
どうぞご来場応援宜しくお願い致します。

14日の舞台挨拶先売券のみ別料金で、チケットぴあ限定の発売です。誠に申し訳有りませんが、詳しくはRCSホームページにて。
京都みなみ会館の本公開は4月1日からで、この14日夜のみ特別先行上映です。
あの浦沢直樹が、「20世紀少年」でやりたかったことの先を越された傑作と絶賛する、いましろたかしの『デメキング』。
ぜひとも原作漫画を先に読んでおくべき仕掛けの「映画」でもあります。

なだぎ武さんのブログにもしッかリスケジュールが紹介されちゃったじゃないか!
いやいや、その友人?のなだぎ武さんが京都みなみ会館に来てくれる事になったんです!
「プラン9」の時からのファンも、「スミス夫人」の時からのファンも、こんな機会が来るとは夢にも思わなかったでしょう。
でも彼のコンビやチーム名が、全て映画タイトルがベースである事は、映画ファンならお気づきですよね。
根っからの映画ファンである、なだぎ武さん。
実は、彼も京都みなみ会館の昔からのお客様だったんです!
そこで今回、超ものすごいお忙しさの中、『デメキング』公開初日に併せて何とか京都にも立ち寄って頂ける事になったんです。
まあ、急きょ決定でスケジュール編成が変わってしまう要因となった訳ですが、半日で京阪神3劇場を駆け巡ってもらう事になった次第。
どうぞご来場応援宜しくお願い致します。

14日の舞台挨拶先売券のみ別料金で、チケットぴあ限定の発売です。誠に申し訳有りませんが、詳しくはRCSホームページにて。
京都みなみ会館の本公開は4月1日からで、この14日夜のみ特別先行上映です。
あの浦沢直樹が、「20世紀少年」でやりたかったことの先を越された傑作と絶賛する、いましろたかしの『デメキング』。
ぜひとも原作漫画を先に読んでおくべき仕掛けの「映画」でもあります。

なだぎ武さんのブログにもしッかリスケジュールが紹介されちゃったじゃないか!
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エス
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10:28
寺脇康文さん寺島咲さん上田結さん草野陽花監督舞台挨拶無事終了
2009年03月09日
3月14日公開に先駆けて、7日(土曜)に行われた『悲しいボーイフレンド』の先行上映。

朝からの京都みなみ会館、昼からのシネマ・リーブル梅田共に、ファンの方々にお集まり頂けまして盛況となりました。
ご来場応援頂いた皆さま、どうもありがとうございました。
寺脇康文さんのサービス満点のたっぷりトークに、場内は笑いに包まれてとっても楽しい雰囲気に。
また美しい女優さんお二人も揃い、舞台の華やかさは最高でした。(写真アップ出来なくスミマセン)
寺島咲さんは、昨年夏に京都みなみ会館で初主演映画『受験のシンデレラ』を上映している事に感動を頂き、新人の上田結さんは、いままだ大学生で京都におられて、しかも7日が、20歳のお誕生日!
更に草野監督は京都での助監督時代に、お客様として京都みなみ会館へ映画を観に来ておられたとのことで、カサベテス作品を見た想い出も聞け、もう「嬉しい!」がいっぱいの豪華ゲストでした。

上映本興行は、大阪と地元・神戸が14日からですが、京都みなみ会館は来週21日から27日までの1週間限定となります。
僅かなチャンスですがご覧頂けましたら幸いです。
さてしかし、また来週は新作『デメキング』の主演ゲストで、なだぎ武さんが同じく来館! 時期が被るのでとっても忙しいですが、チケットは明日10日火曜から「チケットぴあ」の限定発売。

朝からの京都みなみ会館、昼からのシネマ・リーブル梅田共に、ファンの方々にお集まり頂けまして盛況となりました。
ご来場応援頂いた皆さま、どうもありがとうございました。
寺脇康文さんのサービス満点のたっぷりトークに、場内は笑いに包まれてとっても楽しい雰囲気に。
また美しい女優さんお二人も揃い、舞台の華やかさは最高でした。(写真アップ出来なくスミマセン)
寺島咲さんは、昨年夏に京都みなみ会館で初主演映画『受験のシンデレラ』を上映している事に感動を頂き、新人の上田結さんは、いままだ大学生で京都におられて、しかも7日が、20歳のお誕生日!
更に草野監督は京都での助監督時代に、お客様として京都みなみ会館へ映画を観に来ておられたとのことで、カサベテス作品を見た想い出も聞け、もう「嬉しい!」がいっぱいの豪華ゲストでした。

上映本興行は、大阪と地元・神戸が14日からですが、京都みなみ会館は来週21日から27日までの1週間限定となります。
僅かなチャンスですがご覧頂けましたら幸いです。
さてしかし、また来週は新作『デメキング』の主演ゲストで、なだぎ武さんが同じく来館! 時期が被るのでとっても忙しいですが、チケットは明日10日火曜から「チケットぴあ」の限定発売。
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エス
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10:00
日活松竹『ヤッターマン』が『ドラえもん』を凌ぐ破竹の大ヒット
2009年03月08日

先日のブログにも書きましたがやはり大波は来ました!
まだ週末全体の結果は出ていませんが、毎年春の本命『ドラえもん』新作を上回る充足率有で各上映館で満席多数。
ファミリー以外にもオトナだけの観客も多いので土日ファミリー中心の作品よりも平日が伸びる事はまちがい無し。
そうなると毎年『ドラえもん』がマークする興行収入30億円を超える事も!
やはり桜井翔君からの年賀状認知は抜群でしたね。
その上、前日金曜日は朝から日本テレビ系各番組に出まくりの映画宣伝PR。
何より1年を費やしたアニメ・シリーズの放送の実績と、公開直前に日本テレビとニッポン放送が、日活株式会社の株式を親会社インデックスから更に買い込んだ事で、大ヒットを見据えた裏の事情も明白ですね。
日本テレビは『デスノート』(日活撮影所で製作してワーナーが世界配給)に続きヒット達成。
これで老舗映画会社「日活」も実質的に日本テレビの映画製作配給小会社になって行くでしょう。
(写真)JR東海道本線のお値段高い中吊り広告も奮発『ヤッターマン』。
サラリーマン・お父さん狙いからコドモに落とす全方位ビジュアルは上手い。
春興行に弾みがつけば上映全体のムードも上向きます。RCSも頑張りたいです。
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エス
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23:59
ドイツ映画でありトルコ映画の傑作『そして、私たちは愛に帰る』
2009年03月06日
本日3月6日(金曜)から京都みなみ会館で公開となる
『そして、私たちは愛に帰る』
[PG-12] 2007年/ドイツ・トルコ合作/122分
【2007年 カンヌ国際映画祭 最優秀脚本賞、全キリスト協会賞受賞作品】
監督・脚本:ファティ・アキン
出演:バーキ・ダヴラク、トゥンジェル・クルティズ、ハンナ・シグラ

ドイツ生まれのトルコ系移民二世であることで、これまで一貫してトルコとドイツの絆を通し、国境なき人間の愛のチカラを世界へ訴え続けて来た映画作家ファティ・アキン。
既に35歳と云う若さでカンヌ国際映画祭の審査員にも選出されると云う異例の抜擢を受けた鬼才です。
一昨年ようやく、京都みなみ会館でも日本での公開作3本、『太陽に恋して 』(2000年)『愛より強く』 (2004年) 『クロッシング・ザ・ブリッジ ~サウンド・オブ・イスタンブール~ 』(2005年)を特集上映してなんとか京都の皆さんにも認知して頂いたばっかりですが、世界での認知と評価はかなり高くなっています。
国内に多くのトルコ系移民を抱えるドイツ。
そしてEU加盟問題に揺れるシルクロードの終点トルコ。
そんな両国の社会情勢を背景に、ドイツとトルコにまたがって絡み合う3組の親子の葛藤と絆。
今回の作品は、これまでの青春映画としてのパワーに、親たちの世代のドラマが絡む深み有る物語がとても秀逸です。
出演者の演技は素晴らしく、特にトルコ人女性と出会った純真無垢のドイツ人女子学生の年老いた母親役が素晴らしい!と思ってみていたら、それがなんとあの名女優ハンナ・シグラ!
あの名作『マリア・ブラウンの結婚』や『リリー・マルレーン』からだともう30年近くでしょうか!
彼女の演技がやっぱりスゴくラストへと響くんですよ、もうホント。
民族と国境の現実を越えて繋がって行く不思議なる愛の力に衝撃と感動が走ります。とても大きなハートを頂戴しました。
【上映スケジュール】
6(金)~11(水)=12:30
12(木)〜14(土)=15:10
15(日)&16(月)=19:20 *以降時間変更にて3/24日まで上映。
京都みなみ会館
TEL 075(661)3993
『そして、私たちは愛に帰る』
[PG-12] 2007年/ドイツ・トルコ合作/122分
【2007年 カンヌ国際映画祭 最優秀脚本賞、全キリスト協会賞受賞作品】
監督・脚本:ファティ・アキン
出演:バーキ・ダヴラク、トゥンジェル・クルティズ、ハンナ・シグラ

ドイツ生まれのトルコ系移民二世であることで、これまで一貫してトルコとドイツの絆を通し、国境なき人間の愛のチカラを世界へ訴え続けて来た映画作家ファティ・アキン。
既に35歳と云う若さでカンヌ国際映画祭の審査員にも選出されると云う異例の抜擢を受けた鬼才です。
一昨年ようやく、京都みなみ会館でも日本での公開作3本、『太陽に恋して 』(2000年)『愛より強く』 (2004年) 『クロッシング・ザ・ブリッジ ~サウンド・オブ・イスタンブール~ 』(2005年)を特集上映してなんとか京都の皆さんにも認知して頂いたばっかりですが、世界での認知と評価はかなり高くなっています。
国内に多くのトルコ系移民を抱えるドイツ。
そしてEU加盟問題に揺れるシルクロードの終点トルコ。
そんな両国の社会情勢を背景に、ドイツとトルコにまたがって絡み合う3組の親子の葛藤と絆。
今回の作品は、これまでの青春映画としてのパワーに、親たちの世代のドラマが絡む深み有る物語がとても秀逸です。
出演者の演技は素晴らしく、特にトルコ人女性と出会った純真無垢のドイツ人女子学生の年老いた母親役が素晴らしい!と思ってみていたら、それがなんとあの名女優ハンナ・シグラ!
あの名作『マリア・ブラウンの結婚』や『リリー・マルレーン』からだともう30年近くでしょうか!
彼女の演技がやっぱりスゴくラストへと響くんですよ、もうホント。
民族と国境の現実を越えて繋がって行く不思議なる愛の力に衝撃と感動が走ります。とても大きなハートを頂戴しました。
【上映スケジュール】
6(金)~11(水)=12:30
12(木)〜14(土)=15:10
15(日)&16(月)=19:20 *以降時間変更にて3/24日まで上映。
京都みなみ会館
TEL 075(661)3993
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09:28
今週の映画は『ヤッターマン』か滋賀会館『12人の怒れる男』か
2009年03月06日
啓蟄に入って、いよいよ春へ。
明3月7日(土曜)からは、春休みの動員を目指した新作ファミリームービーの第1弾が続々とスタートします。
先ずは定番の最強安定シリーズ『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』に、人気シリーズ第4弾『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』などが登場。
しかし何と言っても今年の話題と本命は、日活が松竹と組んで社の命運を賭けた、実写映画化劇場版の『ヤッターマン』

なにしろ制作費にまさかの20億以上を投じた超大作!
2年前からの製作発表で、肝心の特撮をハリウッド発注。
主演にジャニーズ、嵐の櫻井翔を起用して女性層を捉えた上に、元旦には日本郵便とのタイアップで全家庭に桜井君からの映画PR年賀状を送る上手さを見せて、映画の認知度はすこぶる高い。
更に秘密のベールに包んで、内容を小出しにする戦略も手堅く。
特に注目の美女ドロンジョを演じる深田恭子のセクシーショット公開には。恐らく日本中の男性陣がときめいたハズ。
お父さんがコドモに「次の日曜は映画、ドラえもんも良いけど、ヤッターマンもおもしろそうやな、こっちも見てみよか?」と言う時は、昔のアニメが懐かしいと言うよりは深田恭子のドロンジョ様に逢いたい指数がきっと上回ってます。
そんな訳で劇場窓口の前売も絶好調と聞いております。
さあ果たして、どのような興行を展開するのか?
映画関係者も興味津々!!なんですが‥‥。
そんな春休みファミリー・シーズンだからこそ、オトナがグッと来る映画も別に上映が有る事が重要。
RCSでは、本日6日(金曜)から、深い感動を呼ぶ名作2本を公開します。
滋賀会館シネマホールではロシア映画から、
『12人の怒れる男』
*昨年のアカデミー外国語映画賞ノミネート作。
名匠ニキータ・ミハルコフ監督がシドニー・ルメットの名作を新たな脚本で原題に甦らせる力作。

京都みなみ会館ではドイツ・トルコ映画から、
『そして、私たちは愛に帰る』
*カンヌ国際映画祭 最優秀脚本賞受賞
「愛より強く」でベルリン国際映画祭金熊賞受賞に続き栄誉の若き巨匠ファティ・アキンが贈る感動作。
いずれも、是非スクリーンでじっくりと見ておきたい逸品です。
明3月7日(土曜)からは、春休みの動員を目指した新作ファミリームービーの第1弾が続々とスタートします。
先ずは定番の最強安定シリーズ『映画ドラえもん 新・のび太の宇宙開拓史』に、人気シリーズ第4弾『超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!』などが登場。
しかし何と言っても今年の話題と本命は、日活が松竹と組んで社の命運を賭けた、実写映画化劇場版の『ヤッターマン』

なにしろ制作費にまさかの20億以上を投じた超大作!
2年前からの製作発表で、肝心の特撮をハリウッド発注。
主演にジャニーズ、嵐の櫻井翔を起用して女性層を捉えた上に、元旦には日本郵便とのタイアップで全家庭に桜井君からの映画PR年賀状を送る上手さを見せて、映画の認知度はすこぶる高い。
更に秘密のベールに包んで、内容を小出しにする戦略も手堅く。
特に注目の美女ドロンジョを演じる深田恭子のセクシーショット公開には。恐らく日本中の男性陣がときめいたハズ。
お父さんがコドモに「次の日曜は映画、ドラえもんも良いけど、ヤッターマンもおもしろそうやな、こっちも見てみよか?」と言う時は、昔のアニメが懐かしいと言うよりは深田恭子のドロンジョ様に逢いたい指数がきっと上回ってます。
そんな訳で劇場窓口の前売も絶好調と聞いております。
さあ果たして、どのような興行を展開するのか?
映画関係者も興味津々!!なんですが‥‥。
そんな春休みファミリー・シーズンだからこそ、オトナがグッと来る映画も別に上映が有る事が重要。
RCSでは、本日6日(金曜)から、深い感動を呼ぶ名作2本を公開します。
滋賀会館シネマホールではロシア映画から、
『12人の怒れる男』
*昨年のアカデミー外国語映画賞ノミネート作。
名匠ニキータ・ミハルコフ監督がシドニー・ルメットの名作を新たな脚本で原題に甦らせる力作。

京都みなみ会館ではドイツ・トルコ映画から、
『そして、私たちは愛に帰る』
*カンヌ国際映画祭 最優秀脚本賞受賞
「愛より強く」でベルリン国際映画祭金熊賞受賞に続き栄誉の若き巨匠ファティ・アキンが贈る感動作。
いずれも、是非スクリーンでじっくりと見ておきたい逸品です。
Posted by
エス
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08:39